
take a breather
第3章 このままもっと
「大野さんは何でもよかったとして、潤くんは翔ちゃんが揉め事を増やしたくない性格だってわかってるから
だから、わざと揉めたふりして俺のハンバーグの意見を通してくれてたんでしょ?
違う?」
「え?そうだったの?潤」
「あ〜、わかってたのかぁ…
だってさぁ、カズのハンバーグ食べてる時の顔、超嬉しそうなんだよ
普段あんま見せない表情だからさ、その顔見る為だったらハンバーグくらい付き合うのも悪くないなって」
「やっぱりね。
なんとなくそれがわかってからは、潤くんにはわざと我儘言ってた
我儘言って、『しょうがねぇなぁ』って言ってくれる瞬間が凄く嬉しくて、胸の中が温かくなるの
それ続けてたらいつの間にか好きになってた」
恥ずかしそうに微笑むニノはとても幸せそう。
10年以上想い続けてたんだもんなぁ…想いが叶ったんだから幸せに決まってる。
「それにしても一年間の課題よく出したよな?
ニノ自身キツかったんじゃないの?」
「10年間片想いしてきたんだからそのくらいどうってことないよ。
あと一年我慢すれば潤くんが手に入るんだから。
でもさ、潤くんには一年くらいキツい思いして貰わないと割りに合わなくない?」
ニコッと笑ってビールを飲むニノ
やっぱコイツ悪魔だわ…
「潤…お前ほんとよく耐えたな…」
こんな小悪魔の元で一年間なんて…
ニノのことだ…きっと何かしらトラップ仕掛けて楽しんでたハズ
潤が頑張れば頑張っただけニノへの想いが感じられる訳だし?
例え潤が手を出したってゲームオーバーになんかしやしない
潤のこと手に入れたいのはニノの方なんだから…
ニノの手のひらの上で踊らされてた1年だったってわけだ。
だから、わざと揉めたふりして俺のハンバーグの意見を通してくれてたんでしょ?
違う?」
「え?そうだったの?潤」
「あ〜、わかってたのかぁ…
だってさぁ、カズのハンバーグ食べてる時の顔、超嬉しそうなんだよ
普段あんま見せない表情だからさ、その顔見る為だったらハンバーグくらい付き合うのも悪くないなって」
「やっぱりね。
なんとなくそれがわかってからは、潤くんにはわざと我儘言ってた
我儘言って、『しょうがねぇなぁ』って言ってくれる瞬間が凄く嬉しくて、胸の中が温かくなるの
それ続けてたらいつの間にか好きになってた」
恥ずかしそうに微笑むニノはとても幸せそう。
10年以上想い続けてたんだもんなぁ…想いが叶ったんだから幸せに決まってる。
「それにしても一年間の課題よく出したよな?
ニノ自身キツかったんじゃないの?」
「10年間片想いしてきたんだからそのくらいどうってことないよ。
あと一年我慢すれば潤くんが手に入るんだから。
でもさ、潤くんには一年くらいキツい思いして貰わないと割りに合わなくない?」
ニコッと笑ってビールを飲むニノ
やっぱコイツ悪魔だわ…
「潤…お前ほんとよく耐えたな…」
こんな小悪魔の元で一年間なんて…
ニノのことだ…きっと何かしらトラップ仕掛けて楽しんでたハズ
潤が頑張れば頑張っただけニノへの想いが感じられる訳だし?
例え潤が手を出したってゲームオーバーになんかしやしない
潤のこと手に入れたいのはニノの方なんだから…
ニノの手のひらの上で踊らされてた1年だったってわけだ。
