
take a breather
第19章 ROMANCE
「あ、なんだ…一昨日のデートの写真じゃん」
背後から潤の声…
見られた…
でも『デートの写真』ってなんで知ってる?
「なに⁈翔、彼女いたの⁈」
雅紀がガバッと俺から体を離した
「あ〜、違う違う…彼氏な?」
「えー!彼氏いたの⁉︎
知らなかった!」
「ちっ、違うよっ!まだ彼氏じゃないから!」
慌てて否定すると
潤がニヤッと笑った
「ふ〜ん、『まだ』ねぇ…
少しは気持ちに変化があったってことか
いや〜、よかったよかった…
昨日、智に会ったら
すげ〜嬉しそうに報告するからさぁ
これで振られたら可哀想だと思ったけど
大丈夫そうだな」
「えっ…あっ…それは…」
「え〜、じゃああの憧れの君はどうするの?」
少し納得いかなそうな雅紀
どうしてもそっちと何かあって欲しいんだ…
「憧れの君?なにそれ?」
「翔がダンスを始めるキッカケになった人
明日のイベントで会えるかもしれないのに」
「なんで?」
「バトルに出るかもしれないんだって
ね?翔」
「う、ん…確定じゃないけど…」
「どういうことだよ、翔…
そいつと会えるの楽しみにしてるのか?
智のことはどうするんだよ」
「どうするって言われても…
智くんとはこれまで通り…」
「デートまでしといて
弄んでんじゃねぇだろうな?」
ギロッと潤に睨まれた
「弄んでなんかないよっ
ただ、その人は凄いダンスを踊る人だから
憧れてるだけだよ」
「はぁ…マジか…
そんなの智の耳に入ったら…
あいつマジになんじゃん」
潤が何やらボヤいたけど
最後の方は小さくて聞き取れなかった
「え?なに?」
「あ〜なんでもない…
とにかくその話、智にはするなよ?」
「…既にしちゃった、けど…」
「え⁉︎マジで?
アイツ大丈夫だった?
変わった様子なかった?」
「大丈夫だよ…たぶん…」
ちょっと鋭い目はしてたけど
その時だけだったし
潤が心配するような事はない、よな?
背後から潤の声…
見られた…
でも『デートの写真』ってなんで知ってる?
「なに⁈翔、彼女いたの⁈」
雅紀がガバッと俺から体を離した
「あ〜、違う違う…彼氏な?」
「えー!彼氏いたの⁉︎
知らなかった!」
「ちっ、違うよっ!まだ彼氏じゃないから!」
慌てて否定すると
潤がニヤッと笑った
「ふ〜ん、『まだ』ねぇ…
少しは気持ちに変化があったってことか
いや〜、よかったよかった…
昨日、智に会ったら
すげ〜嬉しそうに報告するからさぁ
これで振られたら可哀想だと思ったけど
大丈夫そうだな」
「えっ…あっ…それは…」
「え〜、じゃああの憧れの君はどうするの?」
少し納得いかなそうな雅紀
どうしてもそっちと何かあって欲しいんだ…
「憧れの君?なにそれ?」
「翔がダンスを始めるキッカケになった人
明日のイベントで会えるかもしれないのに」
「なんで?」
「バトルに出るかもしれないんだって
ね?翔」
「う、ん…確定じゃないけど…」
「どういうことだよ、翔…
そいつと会えるの楽しみにしてるのか?
智のことはどうするんだよ」
「どうするって言われても…
智くんとはこれまで通り…」
「デートまでしといて
弄んでんじゃねぇだろうな?」
ギロッと潤に睨まれた
「弄んでなんかないよっ
ただ、その人は凄いダンスを踊る人だから
憧れてるだけだよ」
「はぁ…マジか…
そんなの智の耳に入ったら…
あいつマジになんじゃん」
潤が何やらボヤいたけど
最後の方は小さくて聞き取れなかった
「え?なに?」
「あ〜なんでもない…
とにかくその話、智にはするなよ?」
「…既にしちゃった、けど…」
「え⁉︎マジで?
アイツ大丈夫だった?
変わった様子なかった?」
「大丈夫だよ…たぶん…」
ちょっと鋭い目はしてたけど
その時だけだったし
潤が心配するような事はない、よな?
