
take a breather
第18章 君への想い
翔くんが怖くて動けないなんて…
そこまで僕の事を想っていてくれたなんてメチャメチャ嬉しい
翔くんの肩に頭をもたれ掛ける
「僕もね、怖かったよ?
僕…女の子に興味がなくて
男の人を『いいなぁ』とか、『カッコいいなぁ』って思ってた…
でも、それを恋だと認めるのが怖くて
その先には進めないでいたんだ」
「うん…」
翔くんが相槌を打ちながら僕の髪を弄る
「だから、翔くんの事も
初めて会った時からカッコいいなぁ、とは思ってたけど
自分から一歩が踏み出せないでいた
なのに、翔くんは僕の中でジワジワ大きな存在になってて…
気が付いた時にはもう
『好き』って気持ちを否定出来なくなってた」
「やっぱ時間掛けて良かった…
智が俺に好意を持ってくれてるのはわかったんだけど
それがどういう意味合いなのか
智の気持ちが読み取れなくて
無理にけしかけたら逃げられる気がしたんだ
だからゆっくりと関係を築いて行って
智の気持ちが固まるまで待ったんだよ」
「ありがとね翔くん…
僕、翔くんの事好きになれて良かったよ
じゃなきゃ、人に恋する事を知らずに人生を終えたと思う」
「俺も…智と出会えて、本気の恋が出来た
ありがと…」
翔くんの唇が僕の髪に触れる
「智、好きだよ…」
「僕も…大好き…しょぉ…」
全てを口にする前に翔くんの唇で塞がれた唇…
昼間された一瞬だけのキスと違って
しっかりと触れる
ふっくらとした翔くんの唇…
目を閉じて、その唇を受け止めた
何度か角度を変えながらキスをし、翔くんが離れて行った
「智…出よう…」
翔くんに腕を掴まれ立ち上がった
そこまで僕の事を想っていてくれたなんてメチャメチャ嬉しい
翔くんの肩に頭をもたれ掛ける
「僕もね、怖かったよ?
僕…女の子に興味がなくて
男の人を『いいなぁ』とか、『カッコいいなぁ』って思ってた…
でも、それを恋だと認めるのが怖くて
その先には進めないでいたんだ」
「うん…」
翔くんが相槌を打ちながら僕の髪を弄る
「だから、翔くんの事も
初めて会った時からカッコいいなぁ、とは思ってたけど
自分から一歩が踏み出せないでいた
なのに、翔くんは僕の中でジワジワ大きな存在になってて…
気が付いた時にはもう
『好き』って気持ちを否定出来なくなってた」
「やっぱ時間掛けて良かった…
智が俺に好意を持ってくれてるのはわかったんだけど
それがどういう意味合いなのか
智の気持ちが読み取れなくて
無理にけしかけたら逃げられる気がしたんだ
だからゆっくりと関係を築いて行って
智の気持ちが固まるまで待ったんだよ」
「ありがとね翔くん…
僕、翔くんの事好きになれて良かったよ
じゃなきゃ、人に恋する事を知らずに人生を終えたと思う」
「俺も…智と出会えて、本気の恋が出来た
ありがと…」
翔くんの唇が僕の髪に触れる
「智、好きだよ…」
「僕も…大好き…しょぉ…」
全てを口にする前に翔くんの唇で塞がれた唇…
昼間された一瞬だけのキスと違って
しっかりと触れる
ふっくらとした翔くんの唇…
目を閉じて、その唇を受け止めた
何度か角度を変えながらキスをし、翔くんが離れて行った
「智…出よう…」
翔くんに腕を掴まれ立ち上がった
