
take a breather
第18章 君への想い
「それが難しいんですって」
「はぁ…だからお前はまだまだなんだよ…」
翔くんが呆れたようにため息を吐いた
「どういうことっすか」
「ひとりの人を想い続ける事が難しいなんて言ってるうちは
まだまだだって事…
本気で好きなら、そんな事苦にもならないよ」
「うん。確かに」
翔くんの意見に同意
だってそんな事考えるまでもなく
翔くんの事を好きでいられたんだもん
「本気で好きな人が出来たら
そんなこと考えなくなるよ」
「うんうん」
この意見も賛成
「ほんとふたりともお互いの事が大好きなんっすねぇ」
風ちゃんがニヤニヤして僕たちの顔を見る
「そっ、そんなっ…」
好きだけど…
「そうだよ。羨ましいか」
「え…」
隣に座る翔くんの腕が僕の体を包み込む
「しょ、翔くん…」
「ん?なに?」
「なにじゃなくて…」
こんな所で抱きしめるなんて
翔くん、店内のお客さんたちに変な目で見られちゃうよ…
「大野さん…今まで散々櫻井さんにしがみついてたのに
急に恥ずかしがらないでくださいよ」
「そうだぞ?智」
僕を抱いたままの翔くんが頷いた
「そ、そんな事言われても
僕…その記憶ないし…
それにいつもは酔ってるけど
今は酔ってないのに、男同士でこんなこと…」
「智はそういうの気になる?」
「僕は良いけど、翔くんが…」
翔くんが僕から体を離すと
優しく僕を見つめる
「俺は全然平気だよ?
世間に公表しても良いくらいだけどね」
「翔くん…」
「それくらい俺は本気…智のこと」
「うん…ありがと…
僕も平気…翔くんとなら、世間に公表しても…」
今度は僕から翔くんに抱きついた
「あのぉ…続きは帰ってからにしてくれませんか?
俺…どう見てもお邪魔みたいなんで…」
「あっ!ごめん!」
慌てて翔くんから離れると翔くんが耳元で囁いた
「続きはホテルでな?」
「はぁ…だからお前はまだまだなんだよ…」
翔くんが呆れたようにため息を吐いた
「どういうことっすか」
「ひとりの人を想い続ける事が難しいなんて言ってるうちは
まだまだだって事…
本気で好きなら、そんな事苦にもならないよ」
「うん。確かに」
翔くんの意見に同意
だってそんな事考えるまでもなく
翔くんの事を好きでいられたんだもん
「本気で好きな人が出来たら
そんなこと考えなくなるよ」
「うんうん」
この意見も賛成
「ほんとふたりともお互いの事が大好きなんっすねぇ」
風ちゃんがニヤニヤして僕たちの顔を見る
「そっ、そんなっ…」
好きだけど…
「そうだよ。羨ましいか」
「え…」
隣に座る翔くんの腕が僕の体を包み込む
「しょ、翔くん…」
「ん?なに?」
「なにじゃなくて…」
こんな所で抱きしめるなんて
翔くん、店内のお客さんたちに変な目で見られちゃうよ…
「大野さん…今まで散々櫻井さんにしがみついてたのに
急に恥ずかしがらないでくださいよ」
「そうだぞ?智」
僕を抱いたままの翔くんが頷いた
「そ、そんな事言われても
僕…その記憶ないし…
それにいつもは酔ってるけど
今は酔ってないのに、男同士でこんなこと…」
「智はそういうの気になる?」
「僕は良いけど、翔くんが…」
翔くんが僕から体を離すと
優しく僕を見つめる
「俺は全然平気だよ?
世間に公表しても良いくらいだけどね」
「翔くん…」
「それくらい俺は本気…智のこと」
「うん…ありがと…
僕も平気…翔くんとなら、世間に公表しても…」
今度は僕から翔くんに抱きついた
「あのぉ…続きは帰ってからにしてくれませんか?
俺…どう見てもお邪魔みたいなんで…」
「あっ!ごめん!」
慌てて翔くんから離れると翔くんが耳元で囁いた
「続きはホテルでな?」
