
take a breather
第18章 君への想い
「んっ…」
なんだかやけに熱い…
エアコン効きすぎ?
目覚めるとすぐ目の前に何かがあるんだけど
近過ぎて焦点が合わない
手を伸ばしその何かに触れてみる
その何かは温かくて、少し弾力もあって…
更にさわさわと撫でてみた
「んっ…さと、し?」
耳元近くで聴こえる少し掠れたハスキーボイス
この声…まさか…
頭を上に向けると翔くんの顔が…
「え…なんで?」
もう一度視線を戻し
手に触れてる物に焦点を合わせる
手に触れていた物は翔くんの鍛え上げられた素肌の胸筋
周りを見回し状況を確認すると
シングルベッドにふたり向かい合うようにして横になってる
昨日、翔くんの部屋でビール飲んだのは覚えてる
でもその後…どうしたんだっけ?
翔くんが裸って…まさか僕、翔くんと?
翔くんが布団の中で伸びをする
「はあ…よく寝た」
勢いよく翔くんが上体を起こした
「ごめん智、暑かった?」
「え…」
「俺、元々体温高いんだけど
寝てると更に上がるんだよね」
翔くんが心配そうに僕の頬に触れる
「顔が真っ赤だから
暑かったのかな、って…」
「ううんっ、だ、だ、大丈夫っ!」
「そう?ならいいんだけど…」
翔くんがそう言いながら脱げかけてる浴衣に袖を通した
って、あれ?裸じゃない?
「熱くて、寝てると服も脱いじゃうんだよ」
苦笑いする翔くん
なんだ、そういうことか…
ホッとしたような…少し残念なような…
なんだかやけに熱い…
エアコン効きすぎ?
目覚めるとすぐ目の前に何かがあるんだけど
近過ぎて焦点が合わない
手を伸ばしその何かに触れてみる
その何かは温かくて、少し弾力もあって…
更にさわさわと撫でてみた
「んっ…さと、し?」
耳元近くで聴こえる少し掠れたハスキーボイス
この声…まさか…
頭を上に向けると翔くんの顔が…
「え…なんで?」
もう一度視線を戻し
手に触れてる物に焦点を合わせる
手に触れていた物は翔くんの鍛え上げられた素肌の胸筋
周りを見回し状況を確認すると
シングルベッドにふたり向かい合うようにして横になってる
昨日、翔くんの部屋でビール飲んだのは覚えてる
でもその後…どうしたんだっけ?
翔くんが裸って…まさか僕、翔くんと?
翔くんが布団の中で伸びをする
「はあ…よく寝た」
勢いよく翔くんが上体を起こした
「ごめん智、暑かった?」
「え…」
「俺、元々体温高いんだけど
寝てると更に上がるんだよね」
翔くんが心配そうに僕の頬に触れる
「顔が真っ赤だから
暑かったのかな、って…」
「ううんっ、だ、だ、大丈夫っ!」
「そう?ならいいんだけど…」
翔くんがそう言いながら脱げかけてる浴衣に袖を通した
って、あれ?裸じゃない?
「熱くて、寝てると服も脱いじゃうんだよ」
苦笑いする翔くん
なんだ、そういうことか…
ホッとしたような…少し残念なような…
