
take a breather
第18章 君への想い
露天風呂には誰もいなくて
それこそ本当に貸し切りみたい
「星、凄いだろ?」
翔くんの言葉に空を見上げれば
雲1つない夜空に満天の星
「きれい…」
「東京と違って高層ビル群がないからな
それに冬だから空気が澄んでる
星空を眺めるにはいい季節だよ」
湯舟にゆったりと浸かり空を見上げてる翔くん
なんでだろ…
さっきまでは翔くんの近くに行く事が躊躇われたのに
今は翔くんに近付きたい…
ゆっくりと距離を縮めれば翔くんが微笑んでこちらを見る
翔くんの横にちょこんと座ると
翔くんはまた空を見上げた
「はぁ…気持ちいいな…」
翔くんの小さな呟き
翔くんが本当に気持ち良さそうで
それだけで嬉しくなった
「うん…気持ちいいね…」
翔くんと一緒に夜空を見上げる
この旅行でこんなにもしあわせに満ちた気分になれるなんて
思ってもみなかった
「風ちゃんには感謝だな…」
「ん?」
「このツアー、風ちゃんが申し込んでくれたから
だから風ちゃんには感謝…」
「ツアー、楽しんで貰えてる?」
「うん。最高に楽しんでる」
昼間、翔くんとふたりで行った恋人の聖地も
見学した観光地も
夕食に食べた京懐石も
そして、今この瞬間も…最高の思い出
「そっか…ならよかった…」
翔くんの嬉しそう声…
翔くんが喜んでいるのはツアコンだから?
それとも個人的な感想?
それこそ本当に貸し切りみたい
「星、凄いだろ?」
翔くんの言葉に空を見上げれば
雲1つない夜空に満天の星
「きれい…」
「東京と違って高層ビル群がないからな
それに冬だから空気が澄んでる
星空を眺めるにはいい季節だよ」
湯舟にゆったりと浸かり空を見上げてる翔くん
なんでだろ…
さっきまでは翔くんの近くに行く事が躊躇われたのに
今は翔くんに近付きたい…
ゆっくりと距離を縮めれば翔くんが微笑んでこちらを見る
翔くんの横にちょこんと座ると
翔くんはまた空を見上げた
「はぁ…気持ちいいな…」
翔くんの小さな呟き
翔くんが本当に気持ち良さそうで
それだけで嬉しくなった
「うん…気持ちいいね…」
翔くんと一緒に夜空を見上げる
この旅行でこんなにもしあわせに満ちた気分になれるなんて
思ってもみなかった
「風ちゃんには感謝だな…」
「ん?」
「このツアー、風ちゃんが申し込んでくれたから
だから風ちゃんには感謝…」
「ツアー、楽しんで貰えてる?」
「うん。最高に楽しんでる」
昼間、翔くんとふたりで行った恋人の聖地も
見学した観光地も
夕食に食べた京懐石も
そして、今この瞬間も…最高の思い出
「そっか…ならよかった…」
翔くんの嬉しそう声…
翔くんが喜んでいるのはツアコンだから?
それとも個人的な感想?
