
take a breather
第13章 Monster
夢の続きが見たいと思ったのに
十分睡眠を取ってしまったせいで
その後、眠りに就くことが出来なかった…
でも 起きるにしても
しっかりと智くんに抱きしめられていて
腕の中から抜け出すことが出来ない…
こんなに近くで智くんを見ることもそうそう無いし…
折角だから観察しちゃおう
たま〜に むにゃむにゃと動く口がメチャ可愛い…
さっき 智くんが寝ている俺を『可愛い』って言ってたけど
こんな気持ちだったのかな?
動きが止まったかと思ったら今度は少し唇を突き出してる
プルっとした唇…
思わず手を伸ばして指先で突いてみた
ぷにぷにして柔らかい…
さっきキスしたのは夢の中のサトシ?
それとも現実の智くん?
その後のキスは間違いなく智くんだよね…俺、眠ってなかったから 夢じゃない
でも一瞬過ぎて感触が…
もう一度キスしたら最初のキスが誰からのキスなのかわかるかな?
体を伸ばし、さっきまで指で触れていた智くんの唇に唇をちょっとだけ押し当ててみた
「ん〜、同じような…違うような…」
される側とする側じゃ触れ方にも違いがあるか…
そもそもなんで俺は智くんにキスされてんだ?
「なに百面相してんの?」
「えっ⁈あ、起きてたの?智くん」
「『起きてたの?』って…翔が起こしたんだろ?
人の唇で遊んでるかと思ったら
キスしてくるし…
その後ひとりで何かブツブツ言ってたら気になって眠れないよ」
「あ…ご、ごめん…」
キスしたの気付かれたんだ…
寝てたからちょっとくらい大丈夫かと思ったのに…
十分睡眠を取ってしまったせいで
その後、眠りに就くことが出来なかった…
でも 起きるにしても
しっかりと智くんに抱きしめられていて
腕の中から抜け出すことが出来ない…
こんなに近くで智くんを見ることもそうそう無いし…
折角だから観察しちゃおう
たま〜に むにゃむにゃと動く口がメチャ可愛い…
さっき 智くんが寝ている俺を『可愛い』って言ってたけど
こんな気持ちだったのかな?
動きが止まったかと思ったら今度は少し唇を突き出してる
プルっとした唇…
思わず手を伸ばして指先で突いてみた
ぷにぷにして柔らかい…
さっきキスしたのは夢の中のサトシ?
それとも現実の智くん?
その後のキスは間違いなく智くんだよね…俺、眠ってなかったから 夢じゃない
でも一瞬過ぎて感触が…
もう一度キスしたら最初のキスが誰からのキスなのかわかるかな?
体を伸ばし、さっきまで指で触れていた智くんの唇に唇をちょっとだけ押し当ててみた
「ん〜、同じような…違うような…」
される側とする側じゃ触れ方にも違いがあるか…
そもそもなんで俺は智くんにキスされてんだ?
「なに百面相してんの?」
「えっ⁈あ、起きてたの?智くん」
「『起きてたの?』って…翔が起こしたんだろ?
人の唇で遊んでるかと思ったら
キスしてくるし…
その後ひとりで何かブツブツ言ってたら気になって眠れないよ」
「あ…ご、ごめん…」
キスしたの気付かれたんだ…
寝てたからちょっとくらい大丈夫かと思ったのに…
