
take a breather
第13章 Monster
目を閉じてドクドクと鳴る心臓の音を聞く
『ショウタ、大丈夫か?』
『んっ…だ…じょぶ…』
大きく上下に動くサトシの胸の上に頬を寄せたまま自分の呼吸を整えた
『なんかさ、おいらが食ったって言うよりも
ショウタに食われたみたいじゃね?』
『えー、そお?』
顔をサトシの方に向けた
『おいらのモノしっかり咥え込んでたじゃねぇか』
『だって、離れたくないんだもん…』
『ふはっ!…やっぱ可愛いなぁ、お前…』
サトシの腕が優しく俺を抱きしめてくれた
幸せだなぁ…余韻の残る体と心をサトシが包み込んでくれる…
頭も体も、そして会話も、何もかもがフワフワしてるこの時間が堪らなく好き
「んふふっ…」
「…ん?どおした?翔?」
声をかけられ目を開くと目の前には智くんのパジャマ…
「えっ」
視線を少し上に向けると俺を見ている智くんがいた
「えっ⁈」
あまりの距離の近さに驚きの声を上げ体を後ろに引こうとした
「えぇっ!」
引こうとした体は智くんの腕によって阻まれた
夢とは体勢が違うけど、俺の体はしっかりと智くんに抱きしめられている
「な、なんでっ、なんで智くんがっ…」
なんで智くんが俺の事を抱きしめてる?
「ん?なんでって一緒に寝たじゃん
もしかして酔ってて覚えてない?」
「覚えてるよっ。俺が聞きたいのはなんで俺が抱きしめられてるのかって事!」
「だって、翔の寝顔見たら可愛くてつい…駄目だった?」
『つい』…なんだ…
「別にいいけど…」
「んふっ、じゃあ おやすみ…」
え、また寝るの?と思ったけど、智くんにしてみればまだ睡眠時間…
ま、いっか…『つい』だとしても
もう少し夢の続きが見たいから…
『ショウタ、大丈夫か?』
『んっ…だ…じょぶ…』
大きく上下に動くサトシの胸の上に頬を寄せたまま自分の呼吸を整えた
『なんかさ、おいらが食ったって言うよりも
ショウタに食われたみたいじゃね?』
『えー、そお?』
顔をサトシの方に向けた
『おいらのモノしっかり咥え込んでたじゃねぇか』
『だって、離れたくないんだもん…』
『ふはっ!…やっぱ可愛いなぁ、お前…』
サトシの腕が優しく俺を抱きしめてくれた
幸せだなぁ…余韻の残る体と心をサトシが包み込んでくれる…
頭も体も、そして会話も、何もかもがフワフワしてるこの時間が堪らなく好き
「んふふっ…」
「…ん?どおした?翔?」
声をかけられ目を開くと目の前には智くんのパジャマ…
「えっ」
視線を少し上に向けると俺を見ている智くんがいた
「えっ⁈」
あまりの距離の近さに驚きの声を上げ体を後ろに引こうとした
「えぇっ!」
引こうとした体は智くんの腕によって阻まれた
夢とは体勢が違うけど、俺の体はしっかりと智くんに抱きしめられている
「な、なんでっ、なんで智くんがっ…」
なんで智くんが俺の事を抱きしめてる?
「ん?なんでって一緒に寝たじゃん
もしかして酔ってて覚えてない?」
「覚えてるよっ。俺が聞きたいのはなんで俺が抱きしめられてるのかって事!」
「だって、翔の寝顔見たら可愛くてつい…駄目だった?」
『つい』…なんだ…
「別にいいけど…」
「んふっ、じゃあ おやすみ…」
え、また寝るの?と思ったけど、智くんにしてみればまだ睡眠時間…
ま、いっか…『つい』だとしても
もう少し夢の続きが見たいから…
