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take a breather

第1章 Now or Never

耳元辺りに何度もキスをすると、その度に吐息を漏らす。

「はっ…あっ…」

なんの抵抗もしない翔くん。
翔くんもそのつもりでいてくれた?今日のお泊まりはそういうことでいいんだよね。

シャツの裾から手を入れて脇腹をそっと撫で上げる。

「あんっ…」

ビクッと体が跳ね、一段と可愛い声が上がる
感じてくれてるのか?

上の方へ手を移動させ、指先に触れた粒をクリクリと弄る。

「あっ、あっ…」

弄っていると粒が膨らんで硬くなっていく。
翔くんの着ているカウチンとシャツのボタンを外し、前を開くとピンクに染まった翔くんの体が露になった。

綺麗な肌…その中で存在を主張している粒を舌先で転がした。

「ぁんっ…」

背中を反らせ喘ぎ声を漏らす姿は何とも艶かしい。

「さとしく、ん…」

翔くんに呼ばれ、翔くんの方を見ると、潤んだ瞳で見つめてくる。

「大丈夫?怖くない?」

初めての行為。しかも男を男が受け入れるんだから怖くて当然。

それなのに、翔くんはニコッと笑って、首をゆっくりと横に振った。

「なんで怖いの?
大好きな人と、結ばれるんだもん
ドキドキはするけど、怖くなんかないよ?」

その微笑みは気高ささえ感じるほど美しい。

「翔くん…好きだよ」

全くと言っていいほど恋に疎かった俺が
こんなにも人を愛しいと思える日が来るなんて、自分自身でも信じられないよ。

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