
take a breather
第10章 Lotus
「あんたのせいでしょ…
あんたたちの後追って 戻って来たら泣いてたんだから…」
俺がふたりの後追ったの気づいてたんだ…
そりゃそうか…あのタイミングだもんな
それにしても やけに汗が頬を流れ落ちると思ってたら
俺 泣いてたんだ…
「翔ちゃん あとついて来てたの?」
智くんに聞かれ首を縦に振った
「そっか…ごめんな?」
謝りながら智くんの手が俺の頬に触れ
涙を拭ってくれた
智くんが謝る必要なんてないのに…
勝手に俺が付いて行って
勝手に心痛めて
勝手に泣いてるだけ…
「カズ、相葉ちゃん…悪いけど、先に帰らせてもらうわ」
「ん、そうしてあげて」
智くん 帰っちゃうんだ…
俺が智くんのせいで泣いたから?
だったら俺が帰れば済む話…
そう3人に伝えようとしたのに…
「行こう…翔ちゃん…」
「…え?」
智くんの手が俺の手を掴み立ち上がる
「カズ、後でここの会計請求して?」
「いいよ 今日は。相葉さんが払ってくれるだろうから」
「お前じゃねぇのかよ…」
ニコッと笑うカズさんと苦笑する智くん
「いいよ おおちゃん、陣中見舞い。
その代わり俺の可愛い後輩 よろしくね」
「ん、色々サンキューな 相葉ちゃん」
「どういたしまして」
相葉さんが嬉しそうに微笑んだ
「じゃあ またな…」
「気をつけて」
カズさんがヒラヒラと手を振った
智くんが俺の手を掴んだまま歩き出すから
俺は智くんに付いて行くしかなかった
あんたたちの後追って 戻って来たら泣いてたんだから…」
俺がふたりの後追ったの気づいてたんだ…
そりゃそうか…あのタイミングだもんな
それにしても やけに汗が頬を流れ落ちると思ってたら
俺 泣いてたんだ…
「翔ちゃん あとついて来てたの?」
智くんに聞かれ首を縦に振った
「そっか…ごめんな?」
謝りながら智くんの手が俺の頬に触れ
涙を拭ってくれた
智くんが謝る必要なんてないのに…
勝手に俺が付いて行って
勝手に心痛めて
勝手に泣いてるだけ…
「カズ、相葉ちゃん…悪いけど、先に帰らせてもらうわ」
「ん、そうしてあげて」
智くん 帰っちゃうんだ…
俺が智くんのせいで泣いたから?
だったら俺が帰れば済む話…
そう3人に伝えようとしたのに…
「行こう…翔ちゃん…」
「…え?」
智くんの手が俺の手を掴み立ち上がる
「カズ、後でここの会計請求して?」
「いいよ 今日は。相葉さんが払ってくれるだろうから」
「お前じゃねぇのかよ…」
ニコッと笑うカズさんと苦笑する智くん
「いいよ おおちゃん、陣中見舞い。
その代わり俺の可愛い後輩 よろしくね」
「ん、色々サンキューな 相葉ちゃん」
「どういたしまして」
相葉さんが嬉しそうに微笑んだ
「じゃあ またな…」
「気をつけて」
カズさんがヒラヒラと手を振った
智くんが俺の手を掴んだまま歩き出すから
俺は智くんに付いて行くしかなかった
