
take a breather
第10章 Lotus
オーダーした料理も次々と運ばれてきた
「あ、ほら 翔ちゃんの好きなホタテも乗ってるよ」
相葉さんが刺身の盛り合わせを俺が届く位置に置いてくれる
「ありがとうございます」
「翔ちゃん ホタテ好きなの?」
智くんが俺を見ながら聞いてきた
「うん 好き。刺身好きなんだけど
貝類が特に好きなんだ」
「じゃあさ、今度海行かない?」
「海?」
「そう。俺 趣味で釣りやるんだけど
そん時 市場に行ってメシ食ってくるの
釣りたての新鮮なモノが食えて 超旨いよ」
「へぇ〜市場かぁ…行ってみたい…」
「一緒に行こうよ 案内するから」
「うんっ、是非 お願いします」
そう答えた直後 視線を感じそちらに目をやると
智くんの後ろから俺をジッと睨むように見てる侑李くん
その視線のキツさにドキッとした
俺 やっぱり嫌われてるのかな…
なんで?俺 何かした?
仕事関係の付き合いなのに 智くんと馴れ馴れしくしてるのがそんなに気に入らない?
智くんが友達として付き合うって言ってくれたのに 侑李くん的にはやっぱり納得出来ない?
「翔ちゃん どうかした?」
智くんの声にハッとして 智くんに視線を戻す
「あ…ううん、なんでもない…」
首を横に振る俺を見て首を傾げる智くん
「そう?」
不審な目で俺を見る
その視線から逃れるように話を振った
「ね、智くんも刺身好きなんでしょ?
何が好きなの?ここにある?」
「俺?俺は旨いもんなら何でも好き」
「ふふっ、そっか…じゃあ新鮮なうちに食べよ?」
「うんっ」
笑顔を向けると智くんも笑顔で応えてくれる
侑李くんは気に入らないかもしれないけど
俺 悪いことしてないよね…
だって智くんがそう望んでくれてるんだから
「あ、ほら 翔ちゃんの好きなホタテも乗ってるよ」
相葉さんが刺身の盛り合わせを俺が届く位置に置いてくれる
「ありがとうございます」
「翔ちゃん ホタテ好きなの?」
智くんが俺を見ながら聞いてきた
「うん 好き。刺身好きなんだけど
貝類が特に好きなんだ」
「じゃあさ、今度海行かない?」
「海?」
「そう。俺 趣味で釣りやるんだけど
そん時 市場に行ってメシ食ってくるの
釣りたての新鮮なモノが食えて 超旨いよ」
「へぇ〜市場かぁ…行ってみたい…」
「一緒に行こうよ 案内するから」
「うんっ、是非 お願いします」
そう答えた直後 視線を感じそちらに目をやると
智くんの後ろから俺をジッと睨むように見てる侑李くん
その視線のキツさにドキッとした
俺 やっぱり嫌われてるのかな…
なんで?俺 何かした?
仕事関係の付き合いなのに 智くんと馴れ馴れしくしてるのがそんなに気に入らない?
智くんが友達として付き合うって言ってくれたのに 侑李くん的にはやっぱり納得出来ない?
「翔ちゃん どうかした?」
智くんの声にハッとして 智くんに視線を戻す
「あ…ううん、なんでもない…」
首を横に振る俺を見て首を傾げる智くん
「そう?」
不審な目で俺を見る
その視線から逃れるように話を振った
「ね、智くんも刺身好きなんでしょ?
何が好きなの?ここにある?」
「俺?俺は旨いもんなら何でも好き」
「ふふっ、そっか…じゃあ新鮮なうちに食べよ?」
「うんっ」
笑顔を向けると智くんも笑顔で応えてくれる
侑李くんは気に入らないかもしれないけど
俺 悪いことしてないよね…
だって智くんがそう望んでくれてるんだから
