
take a breather
第1章 Now or Never
「良く言うじゃん。
ビビッと来たとか、体の中を電気が走ったとか…
俺もさ、それに近いかな…
翔くんと目が合ったとき体が動かなくなったんだよな」
「ふふっ、それじゃ俺、メデューサじゃん」
翔くんが可笑しそうに笑った。
「ははっ、翔くんはあんな怖くないけどな。
でも、それくらいの威力がある瞳をしてるよ?」
「え…」
翔くんの瞳をじっと見つめた。
「初めて会った日の夜、その瞳に吸い込まれたんだ…そして今も吸い込まれそう」
「智くん…」
俺のことを見つめるそのキラキラとした瞳に釘付けになる。
翔くんの瞳は本当に魔力を持っているんじゃないか?
あの時と同じようにふたりの距離がどちらともなく近付いていく。
あと数センチというところで翔くんの視線が伏せられた。
それが合図のように翔くんの唇にそっと触れるだけのキスをする。
すぐに離れる唇…
翔くんが瞼を開くと不満そうな顔をする。
「今度するときはもっとちゃんとしよう、って言ったのに…」
「うん…そうだったね」
翔くんの腕を軽く引き体を抱き寄せると、顎に手を添えて少し上を向かせた。
「智くん…」
うっとりと見つめる翔くんの唇に、吸い付くようにキスをした。
ビビッと来たとか、体の中を電気が走ったとか…
俺もさ、それに近いかな…
翔くんと目が合ったとき体が動かなくなったんだよな」
「ふふっ、それじゃ俺、メデューサじゃん」
翔くんが可笑しそうに笑った。
「ははっ、翔くんはあんな怖くないけどな。
でも、それくらいの威力がある瞳をしてるよ?」
「え…」
翔くんの瞳をじっと見つめた。
「初めて会った日の夜、その瞳に吸い込まれたんだ…そして今も吸い込まれそう」
「智くん…」
俺のことを見つめるそのキラキラとした瞳に釘付けになる。
翔くんの瞳は本当に魔力を持っているんじゃないか?
あの時と同じようにふたりの距離がどちらともなく近付いていく。
あと数センチというところで翔くんの視線が伏せられた。
それが合図のように翔くんの唇にそっと触れるだけのキスをする。
すぐに離れる唇…
翔くんが瞼を開くと不満そうな顔をする。
「今度するときはもっとちゃんとしよう、って言ったのに…」
「うん…そうだったね」
翔くんの腕を軽く引き体を抱き寄せると、顎に手を添えて少し上を向かせた。
「智くん…」
うっとりと見つめる翔くんの唇に、吸い付くようにキスをした。
