
take a breather
第10章 Lotus
「ただいま戻りました」
「お疲れ〜翔ちゃん」
会社に戻ると相葉さんが笑顔で迎えてくれた
自分の席に着くと隣の相葉さんが近付いてきた
「ねぇ、翔ちゃん翔ちゃん」
相葉さんはいつも楽しそうだな
「なんですか?」
「今日って予定ある?」
「もうこの後は事務仕事だけですけど?」
「あ〜違う違う、仕事の話じゃなくて
仕事が終わってからの話」
「夜ですか?何もないです」
「じゃあさ 飲みに行かない?」
相葉さんと飲みにか…
今日はちょっとイヤなこともあったし…
飲んで気分転換でもするかな
「いいですよ 行きましょ?」
「ほんとっ?よかったぁ
今日ね カズと会うことになってんだけど
カズが翔ちゃんに会ってみたいって言うんだ」
「え?ってことは カズさんも一緒ってことですか?」
「うん そう、ダメ?」
「いえ。俺も会ってみたいと思ってたんで」
相葉さんが選んだ人がどんな人なのかとても興味がある
人のことを見る目はあるのに
何故 敢えて毒舌な人を選んだのか…
「そう言ってたから大丈夫だとは思ったんだけどさ
でも相手が男だってわかって 気持ち変わっちゃったかな、とも思ったから」
「あ〜、それはないんで大丈夫です」
「翔ちゃん、そういうのに理解ある人なんだ?」
「ん〜理解あるかどうかはまだわかりません
ただ否定する気はないんで」
「翔ちゃん正直〜」
相葉さんが楽しそうに笑った
「嘘吐けないんで…」
「うんうんっ、それでこそ翔ちゃんだよ
俺もね 無理に理解してるフリされるよりはいいかな…
実は心の中で軽蔑してます、ってのが一番ヤダ」
「たとえ理解できなくても軽蔑なんてしませんよ
それは個人の自由ですから」
「ありがと 翔ちゃん
そう言って貰えるだけで嬉しいな」
って事はまだまだ理解もされないし
人によっては悪く言う人もいるんだろうな…
「あ、そうだっ」
「なんです?他にまだ何か?」
「今日 おおちゃんも来るから」
「…え?智くん?」
「うんっ。いいよね?
さっき電話で誘ったんだぁ」
ニコニコと笑う相葉さん
そんな笑顔で言われたら
今更『イヤ』とは言えないじゃん…
まぁ 言う気もないけど
智くんも一緒かぁ…ちょっとワクワクする
「お疲れ〜翔ちゃん」
会社に戻ると相葉さんが笑顔で迎えてくれた
自分の席に着くと隣の相葉さんが近付いてきた
「ねぇ、翔ちゃん翔ちゃん」
相葉さんはいつも楽しそうだな
「なんですか?」
「今日って予定ある?」
「もうこの後は事務仕事だけですけど?」
「あ〜違う違う、仕事の話じゃなくて
仕事が終わってからの話」
「夜ですか?何もないです」
「じゃあさ 飲みに行かない?」
相葉さんと飲みにか…
今日はちょっとイヤなこともあったし…
飲んで気分転換でもするかな
「いいですよ 行きましょ?」
「ほんとっ?よかったぁ
今日ね カズと会うことになってんだけど
カズが翔ちゃんに会ってみたいって言うんだ」
「え?ってことは カズさんも一緒ってことですか?」
「うん そう、ダメ?」
「いえ。俺も会ってみたいと思ってたんで」
相葉さんが選んだ人がどんな人なのかとても興味がある
人のことを見る目はあるのに
何故 敢えて毒舌な人を選んだのか…
「そう言ってたから大丈夫だとは思ったんだけどさ
でも相手が男だってわかって 気持ち変わっちゃったかな、とも思ったから」
「あ〜、それはないんで大丈夫です」
「翔ちゃん、そういうのに理解ある人なんだ?」
「ん〜理解あるかどうかはまだわかりません
ただ否定する気はないんで」
「翔ちゃん正直〜」
相葉さんが楽しそうに笑った
「嘘吐けないんで…」
「うんうんっ、それでこそ翔ちゃんだよ
俺もね 無理に理解してるフリされるよりはいいかな…
実は心の中で軽蔑してます、ってのが一番ヤダ」
「たとえ理解できなくても軽蔑なんてしませんよ
それは個人の自由ですから」
「ありがと 翔ちゃん
そう言って貰えるだけで嬉しいな」
って事はまだまだ理解もされないし
人によっては悪く言う人もいるんだろうな…
「あ、そうだっ」
「なんです?他にまだ何か?」
「今日 おおちゃんも来るから」
「…え?智くん?」
「うんっ。いいよね?
さっき電話で誘ったんだぁ」
ニコニコと笑う相葉さん
そんな笑顔で言われたら
今更『イヤ』とは言えないじゃん…
まぁ 言う気もないけど
智くんも一緒かぁ…ちょっとワクワクする
