
take a breather
第10章 Lotus
仕事を終えて相葉さんと予約した居酒屋に向った
店員に案内された席はテーブル席の個室
「お待たせーっ!」
ご機嫌で挨拶する相葉さんに対し
そこで待っていた人はテンション低めに
「ボリューム…」
とポツリと呟いた
見た目は小柄で色白で可愛らしい顔立ちをしている
「ごめんごめん、カズに会えたのが嬉しくてはしゃいじゃったよ」
カズさんの言葉を気にする様子もなく相葉さんが言葉を続けると カズさんは頬をピンクに染めた
「そんなとこに突っ立ってないで
いいから早く座りなよ…」
「はいは〜い 翔ちゃんも座って?」
「あ、はい」
相葉さんがカズさんの隣の椅子に座ったから
俺はカズさんの向かい側に座った
「あの…はじめまして 櫻井です…」
「はじめまして 二宮です」
様子を伺うように挨拶をすると カズさんはニコッと笑って返してくれた
あれ?相葉さんに対する態度とは全然違うんだけど…
さっきは冷たいというか、ちょっと怖い人なのかと思ったのに
「翔ちゃんって呼んでいい?
相葉さんも大野さんも翔ちゃんって呼んでるから 俺も勝手に翔ちゃんって呼んでたんだ」
「あ、はい、大丈夫です
俺もカズさんって呼んでいいですか?
相葉さんに名前しか伺ってなかったんで名前で呼んでました」
「もちろん。よろしくね 翔ちゃん」
「よろしくお願いします カズさん」
柔らかい微笑みを浮かべ優しく話し掛けてくれるカズさん
数分前とは別人みたいだ…
「おおちゃん まだ来てないんだ?」
「うん まだ…
でも もう来るでしょ?
あの人ぼーっとしてるとこあるけど
さすがに約束忘れるようなことはないから」
「そっか、じゃあもうちょっと待ってからオーダー入れようか
初めて4人で飲むんだからみんな揃ってから乾杯したいよね」
「うん、そうしよ」
店員に案内された席はテーブル席の個室
「お待たせーっ!」
ご機嫌で挨拶する相葉さんに対し
そこで待っていた人はテンション低めに
「ボリューム…」
とポツリと呟いた
見た目は小柄で色白で可愛らしい顔立ちをしている
「ごめんごめん、カズに会えたのが嬉しくてはしゃいじゃったよ」
カズさんの言葉を気にする様子もなく相葉さんが言葉を続けると カズさんは頬をピンクに染めた
「そんなとこに突っ立ってないで
いいから早く座りなよ…」
「はいは〜い 翔ちゃんも座って?」
「あ、はい」
相葉さんがカズさんの隣の椅子に座ったから
俺はカズさんの向かい側に座った
「あの…はじめまして 櫻井です…」
「はじめまして 二宮です」
様子を伺うように挨拶をすると カズさんはニコッと笑って返してくれた
あれ?相葉さんに対する態度とは全然違うんだけど…
さっきは冷たいというか、ちょっと怖い人なのかと思ったのに
「翔ちゃんって呼んでいい?
相葉さんも大野さんも翔ちゃんって呼んでるから 俺も勝手に翔ちゃんって呼んでたんだ」
「あ、はい、大丈夫です
俺もカズさんって呼んでいいですか?
相葉さんに名前しか伺ってなかったんで名前で呼んでました」
「もちろん。よろしくね 翔ちゃん」
「よろしくお願いします カズさん」
柔らかい微笑みを浮かべ優しく話し掛けてくれるカズさん
数分前とは別人みたいだ…
「おおちゃん まだ来てないんだ?」
「うん まだ…
でも もう来るでしょ?
あの人ぼーっとしてるとこあるけど
さすがに約束忘れるようなことはないから」
「そっか、じゃあもうちょっと待ってからオーダー入れようか
初めて4人で飲むんだからみんな揃ってから乾杯したいよね」
「うん、そうしよ」
