
take a breather
第10章 Lotus
「でもさ、おおちゃんは大丈夫そうだね」
「はぁ…まぁ…最初はそんな感じなんで戸惑いましたけど
なんででしょうね…言ってくる事は結構強引なんですけど
それが嫌な感じがしなくて…」
「でしょお?だから翔ちゃんには合うと思ったんだ」
「合う?」
「うん!翔ちゃんって余り積極的に人に向かって行かないでしょ?
でも、グイグイ来られることも嫌がるし…
だからね、おおちゃんみたいに柔らかいけど
自分の意思を通す人と合うんじゃないかなぁ、って」
「そうですね、智くんとは上手くやっていけそうです」
ほんとお見通しなんだな、俺の性格…
確かに智くんは話してて気が楽だった
無理矢理に近い形で敬語で話すことを禁止されたけど
智くんとの会話は自分でも驚くくらい自然だった
きっと智くんの持つ雰囲気のせい…
ほんわかしてて 彼との会話は心地いい
学生時代はいたんだけどな 遠慮なく話せる友人
男女問わず沢山いた
その中で親しくなった人と付き合ったりもしてきた
でも社会人になると仕事も絡んでくるせいか
なかなか思った事をそのまま話せる人が少なくなってきた
仕事が絡まない相手なんて なかなか出会う事がなくて
本来なら合コンとかがその出会いのキッカケになる場所なんだろうけど
どうも引きが弱いのか、良いと思える相手に出会えた事がない
だから益々参加するのが面倒になって
出会いの場が減るという悪循環になってるのかもしれない
でも今のところ特に寂しさも感じてないし
恋人に関しては 差し当たって必要性は感じてないから何の問題もないんだけどね
「はぁ…まぁ…最初はそんな感じなんで戸惑いましたけど
なんででしょうね…言ってくる事は結構強引なんですけど
それが嫌な感じがしなくて…」
「でしょお?だから翔ちゃんには合うと思ったんだ」
「合う?」
「うん!翔ちゃんって余り積極的に人に向かって行かないでしょ?
でも、グイグイ来られることも嫌がるし…
だからね、おおちゃんみたいに柔らかいけど
自分の意思を通す人と合うんじゃないかなぁ、って」
「そうですね、智くんとは上手くやっていけそうです」
ほんとお見通しなんだな、俺の性格…
確かに智くんは話してて気が楽だった
無理矢理に近い形で敬語で話すことを禁止されたけど
智くんとの会話は自分でも驚くくらい自然だった
きっと智くんの持つ雰囲気のせい…
ほんわかしてて 彼との会話は心地いい
学生時代はいたんだけどな 遠慮なく話せる友人
男女問わず沢山いた
その中で親しくなった人と付き合ったりもしてきた
でも社会人になると仕事も絡んでくるせいか
なかなか思った事をそのまま話せる人が少なくなってきた
仕事が絡まない相手なんて なかなか出会う事がなくて
本来なら合コンとかがその出会いのキッカケになる場所なんだろうけど
どうも引きが弱いのか、良いと思える相手に出会えた事がない
だから益々参加するのが面倒になって
出会いの場が減るという悪循環になってるのかもしれない
でも今のところ特に寂しさも感じてないし
恋人に関しては 差し当たって必要性は感じてないから何の問題もないんだけどね
