
take a breather
第9章 Calling
「スーツ シワになるから掛けておこうな」
「あ、そうですね」
翔がスーツカバーからスーツを取り出す
「クローゼットは寝室だから こっちな」
リビング奥のドアへ歩みを進める
「はい」
ドアを開け翔を迎え入れた
「あ…なんか大野さんぽい…」
翔が入り口で立ち止まりポツリと呟く
「俺っぽい?どこが?」
「あ、えと…色使い?
ブルーが基調になってて、大野さんのイメージ…」
「翔が持ってる俺のイメージってどんななの?」
「ひと言で言ってしまえばブルーラグーン、ですね」
「猫?」
「じゃなくて、元の直訳した方の意味です…
青い湖…澄んだ青色の静かな湖面
この部屋もそんな感じです
とても落ち着く…」
部屋を見ながらそっと微笑む翔…
その表情がとても綺麗に見えた
俺の事を想ってくれてる?
だからそんな風に綺麗で穏やかな笑みを浮かべてるの?
「翔、スーツ貸して」
「あ、はい…」
翔の手からスーツを受け取りクローゼットに掛ける
「ありがとうございます」
ニコッと笑う翔
本当にコイツは俺を煽る…
「俺の思う翔のイメージカラー教えようか」
「何色ですか?
俺 自分にイメージカラーって無いような気がするんですけど…」
「あるよ…ハッキリと見えるイメージカラー
わからない?」
「ん〜、何色だろう?」
翔が人差し指を唇に当て小首を傾げた
翔に近付きニコッと笑う
「真っ赤に熟れたサクランボ…」
「えっ?あ…」
唇に指を当ててる方の手首を掴み
その手をグイッと退かしキスをした
「ご馳走さま」
もう一度ニコッと笑い礼を言う
「あ…は、い…」
唇だけじゃなく顔も紅く染まってた
そんな顔されたらもっと食べたくなるじゃん
翔の後頭部に手を回しゆっくりと近づいて行く
翔の瞼が閉じる瞬間…
「みゃあ」
「あっ!ブルーのミルクの時間!」
パチっと目を開きリビングに戻る翔
嘘だろ、おい…
「あ、そうですね」
翔がスーツカバーからスーツを取り出す
「クローゼットは寝室だから こっちな」
リビング奥のドアへ歩みを進める
「はい」
ドアを開け翔を迎え入れた
「あ…なんか大野さんぽい…」
翔が入り口で立ち止まりポツリと呟く
「俺っぽい?どこが?」
「あ、えと…色使い?
ブルーが基調になってて、大野さんのイメージ…」
「翔が持ってる俺のイメージってどんななの?」
「ひと言で言ってしまえばブルーラグーン、ですね」
「猫?」
「じゃなくて、元の直訳した方の意味です…
青い湖…澄んだ青色の静かな湖面
この部屋もそんな感じです
とても落ち着く…」
部屋を見ながらそっと微笑む翔…
その表情がとても綺麗に見えた
俺の事を想ってくれてる?
だからそんな風に綺麗で穏やかな笑みを浮かべてるの?
「翔、スーツ貸して」
「あ、はい…」
翔の手からスーツを受け取りクローゼットに掛ける
「ありがとうございます」
ニコッと笑う翔
本当にコイツは俺を煽る…
「俺の思う翔のイメージカラー教えようか」
「何色ですか?
俺 自分にイメージカラーって無いような気がするんですけど…」
「あるよ…ハッキリと見えるイメージカラー
わからない?」
「ん〜、何色だろう?」
翔が人差し指を唇に当て小首を傾げた
翔に近付きニコッと笑う
「真っ赤に熟れたサクランボ…」
「えっ?あ…」
唇に指を当ててる方の手首を掴み
その手をグイッと退かしキスをした
「ご馳走さま」
もう一度ニコッと笑い礼を言う
「あ…は、い…」
唇だけじゃなく顔も紅く染まってた
そんな顔されたらもっと食べたくなるじゃん
翔の後頭部に手を回しゆっくりと近づいて行く
翔の瞼が閉じる瞬間…
「みゃあ」
「あっ!ブルーのミルクの時間!」
パチっと目を開きリビングに戻る翔
嘘だろ、おい…
