
take a breather
第1章 Now or Never
「さ、とし、くん?」
「翔くんの目の中にね、星が映ってて…凄く綺麗」
キラキラとした翔くんの瞳に輝きが増した。
暫く見つめ合っていると、その輝きがゆっくりと隠れて行く。
全てが隠れたとき、温かくてふっくらとしたモノがそっと唇に触れた…
俺だけじゃないよね?
どちらともなく近付いていった距離。
触れた瞬間、体中に甘い衝撃が走った。
翔くんも同じ気持ちでいてくれたの?
唇が離れ瞼が開かれれば、そこには一等星よりも輝いてる瞳。
あまりの美しさに、手を伸ばし頬に触れた。
「智くん…」
名前を呼ばれただけなのにその声に誘われる。
上体を起こし翔くんを見下ろした。
再び閉じられた瞼を見て距離を縮めていく。
今度はさっきよりも長く触れ合う唇…
翔くんの腕が俺の背中に回り抱きしめられた。
お互いに啄むようなキスを繰り返す。
「んっ…」
翔くんから離れてゆっくりとひとつ呼吸する。
「翔くん…俺…翔くんのこと、好きになりました」
潤んだ瞳の翔くんを見つめ想いを告げると
「うん…俺も、智くんのこと…好きになりました」
綺麗な微笑みを浮かべ応えてくれた。
「なんか凄いな…」
「何が?」
「一目惚れした相手とその日のうちに両想いになれるなんて、映画の中だけの話しかと思ってたよ」
「え?一目惚れだったの?」
「うん、そうだよ?言ったでしょ?初めて見た時から綺麗だと思ったって」
「お世辞かと思ってた」
「俺、お世辞なんて言えないよ。
俺が言ったのは全部ほんとのことだから」
「あ、ありがと…」
「翔くんの目の中にね、星が映ってて…凄く綺麗」
キラキラとした翔くんの瞳に輝きが増した。
暫く見つめ合っていると、その輝きがゆっくりと隠れて行く。
全てが隠れたとき、温かくてふっくらとしたモノがそっと唇に触れた…
俺だけじゃないよね?
どちらともなく近付いていった距離。
触れた瞬間、体中に甘い衝撃が走った。
翔くんも同じ気持ちでいてくれたの?
唇が離れ瞼が開かれれば、そこには一等星よりも輝いてる瞳。
あまりの美しさに、手を伸ばし頬に触れた。
「智くん…」
名前を呼ばれただけなのにその声に誘われる。
上体を起こし翔くんを見下ろした。
再び閉じられた瞼を見て距離を縮めていく。
今度はさっきよりも長く触れ合う唇…
翔くんの腕が俺の背中に回り抱きしめられた。
お互いに啄むようなキスを繰り返す。
「んっ…」
翔くんから離れてゆっくりとひとつ呼吸する。
「翔くん…俺…翔くんのこと、好きになりました」
潤んだ瞳の翔くんを見つめ想いを告げると
「うん…俺も、智くんのこと…好きになりました」
綺麗な微笑みを浮かべ応えてくれた。
「なんか凄いな…」
「何が?」
「一目惚れした相手とその日のうちに両想いになれるなんて、映画の中だけの話しかと思ってたよ」
「え?一目惚れだったの?」
「うん、そうだよ?言ったでしょ?初めて見た時から綺麗だと思ったって」
「お世辞かと思ってた」
「俺、お世辞なんて言えないよ。
俺が言ったのは全部ほんとのことだから」
「あ、ありがと…」
