
take a breather
第1章 Now or Never
「ちょっと待ってて」
スマホを取り出すと、早速叔母さんに電話を掛けた。
「うん…うん…大丈夫だよ…うん、ありがと。おやすみなさい」
電話を切るとこちらを向いてニコッと笑った。
「ここに泊まっていいって。
今日の残りのカレーがあるからそれ食べてって」
「ほんとに?助かったぁ。ありがとう、翔くん」
「ううん。じゃあ、カレー温めてくるから待ってて」
「俺も何か手伝うよ」
「いいの?」
「もちろん。こんなに世話になってんだから、何でも言って?」
「じゃあ、よろしく」
翔くんのとなりに並んでキッチンへ向かった。
大きな冷蔵庫から鍋を出してコンロにかける。
「智くん、これ掻き混ぜて貰ってていい?
俺、ごはん『チン』しちゃうから」
「オッケー」
翔くんからおたまを受け取りカレーを掻き混ぜる。
ごはんの乗った皿を2つ持って翔くんがとなりに立った。
「智くんって、普段一人暮らし?」
「うん、そう」
翔くんから皿を受け取りカレーをよそる。
「ごはんとかって自炊してるの?」
「毎日ではないけどするよ?
貧乏学生だから外食ばかり出来ないしね」
カレー皿を渡し、もう一つの皿を受け取りカレーをよそった。
「そうなんだ、凄いね。
俺、実家から出たことないから全部親まかせで、何も出来ないんだ」
「そんなことないじゃん」
「え?」
「美味しいお茶は淹れられるでしょ?
あんな旨いお茶飲んだの初めてだよ?」
「あ、ありがと…」
ハニカム翔くん…ほんと、どんな表情でも可愛いなぁ。
スマホを取り出すと、早速叔母さんに電話を掛けた。
「うん…うん…大丈夫だよ…うん、ありがと。おやすみなさい」
電話を切るとこちらを向いてニコッと笑った。
「ここに泊まっていいって。
今日の残りのカレーがあるからそれ食べてって」
「ほんとに?助かったぁ。ありがとう、翔くん」
「ううん。じゃあ、カレー温めてくるから待ってて」
「俺も何か手伝うよ」
「いいの?」
「もちろん。こんなに世話になってんだから、何でも言って?」
「じゃあ、よろしく」
翔くんのとなりに並んでキッチンへ向かった。
大きな冷蔵庫から鍋を出してコンロにかける。
「智くん、これ掻き混ぜて貰ってていい?
俺、ごはん『チン』しちゃうから」
「オッケー」
翔くんからおたまを受け取りカレーを掻き混ぜる。
ごはんの乗った皿を2つ持って翔くんがとなりに立った。
「智くんって、普段一人暮らし?」
「うん、そう」
翔くんから皿を受け取りカレーをよそる。
「ごはんとかって自炊してるの?」
「毎日ではないけどするよ?
貧乏学生だから外食ばかり出来ないしね」
カレー皿を渡し、もう一つの皿を受け取りカレーをよそった。
「そうなんだ、凄いね。
俺、実家から出たことないから全部親まかせで、何も出来ないんだ」
「そんなことないじゃん」
「え?」
「美味しいお茶は淹れられるでしょ?
あんな旨いお茶飲んだの初めてだよ?」
「あ、ありがと…」
ハニカム翔くん…ほんと、どんな表情でも可愛いなぁ。
