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今日はニノと久しぶりのランチ
『journey』に行った以来、初めて会う

「最近どうよ？」

「別に、変わらないけど…」

「ふ〜ん、そう？
翔くんと会ってるんでしょ？結構頻繁に」

ニノが大好物のハンバーグを口に運びながら僕を見る

「な、な、なんで知ってるの⁈」

「ん？翔くんに聞いたから」

当然の様に言うニノ
翔くんってニノとも仲良くしてるんだ…

「何落ち込んでんの？」

「落ち込んでなんかないし…」

「翔くんから聞いたのが気に入らない？」

ニヤッと笑うニノ

「…ニノ、いつのまに翔くんと連絡先交換したの？」

この前行った時、ニノは潤くんに夢中で
翔くんと話す事なんて殆どしてないのに…

「してないよ
店に行くと潤くんのヘルプでついてくれてるから
その時に智に習字習い出したって聞いただけ」

「え？ニノ、またあのお店行ったの？」

「行ってるよ？智も誘って欲しかった？」

ぶんぶんと首を横に振る

翔くんには会いたいけど、わざわざあの店まで会いに行く必要はない
僕の家で、ふたりだけで過ごした方が楽しいもん

「だろ？智にはあの場所は合わないみたいだから、ひとりで行ったら翔くんが話してくれたの『智さんに世話になってる』って…
凄く感謝されちゃったよ」

「え？なんで？」

「前に俺が智を連れて行ったから」

「それだけで？」

「それだけで十分なんじゃない？
翔くんにしてみれば」

ニノが微笑みを浮かべた