
take a breather
第27章 Turning Up
お昼ご飯の用意をしたけど、緊張のせいか喉を通らない
それでも、教えてる最中にお腹が鳴ったら恥ずかしいから、無理して食べた
食器を片付けて、教室用に使ってる和室を掃除する
「ふぅ〜…こんなもんかな?」
今日は、夕方から子供たちの教室もあるから、朝の内に一度掃除してるんだけどね
その時丁度、部屋にインターフォンが鳴り響いた
誰が来たかは、見ずともわかるけど
一応インターフォンの画面を確認
そこに映ってるのは、爽やかなイケメンくん
「ちょっと待ってて?
今、玄関開けるね?」
『はい』
ニコッと笑う顔がアップで映る
う〜ん…このまま少し見ていたいかも…
後ろ髪を引かれる思いで通話ボタンを押し、玄関へと向かった
「いらっしゃい」
玄関のドアを開くと、さっき画面越しで見た笑顔が生で登場
「こんにちは」
うんっ。やっぱり生の方が良い
この前会った時は、薄暗い店の中で少しチャラ目のスーツ姿だったけど
今日は陽の光の元で、薄手のセーターにジーパン姿
こっちの方が断然似合ってる
「あがって?」
ドアを背中で押さえながら、翔くんを部屋の中へと促した
「お邪魔します」
靴を脱ぎ、その靴をしゃがんで並べ直す
礼儀作法もちゃんと出来るなんて、益々高感度アップ
「この書は、智さんが書いたんですか?」
玄関に飾ってある額を翔くんが眺めた
「うん、そう。先生だけじゃなく
一応、書道家としても活動してるからね」
「へぇ…凄いなぁ…こんな作品が書けるなんて、益々尊敬します」
そんなキラキラと輝く瞳で見つめられると照れるんですけど…
それでも、教えてる最中にお腹が鳴ったら恥ずかしいから、無理して食べた
食器を片付けて、教室用に使ってる和室を掃除する
「ふぅ〜…こんなもんかな?」
今日は、夕方から子供たちの教室もあるから、朝の内に一度掃除してるんだけどね
その時丁度、部屋にインターフォンが鳴り響いた
誰が来たかは、見ずともわかるけど
一応インターフォンの画面を確認
そこに映ってるのは、爽やかなイケメンくん
「ちょっと待ってて?
今、玄関開けるね?」
『はい』
ニコッと笑う顔がアップで映る
う〜ん…このまま少し見ていたいかも…
後ろ髪を引かれる思いで通話ボタンを押し、玄関へと向かった
「いらっしゃい」
玄関のドアを開くと、さっき画面越しで見た笑顔が生で登場
「こんにちは」
うんっ。やっぱり生の方が良い
この前会った時は、薄暗い店の中で少しチャラ目のスーツ姿だったけど
今日は陽の光の元で、薄手のセーターにジーパン姿
こっちの方が断然似合ってる
「あがって?」
ドアを背中で押さえながら、翔くんを部屋の中へと促した
「お邪魔します」
靴を脱ぎ、その靴をしゃがんで並べ直す
礼儀作法もちゃんと出来るなんて、益々高感度アップ
「この書は、智さんが書いたんですか?」
玄関に飾ってある額を翔くんが眺めた
「うん、そう。先生だけじゃなく
一応、書道家としても活動してるからね」
「へぇ…凄いなぁ…こんな作品が書けるなんて、益々尊敬します」
そんなキラキラと輝く瞳で見つめられると照れるんですけど…
