
take a breather
第23章 証
お子さまランチとオムライスを完食した頃
タイミング良く、二宮さんが食後のプリンとアイスコーヒーを持って来てくれた
「はい、デザート」
俺の前にもプリンが置かれた
「俺、頼んでませんけど…」
「ん?俺からのサービス
それ食べて頑張って」
二宮さんがニコッと笑う
「え?」
あ…もしかして、雅紀から聞いた?
絵莉ちゃんのフィアンセ発言…
二宮さんなら気遣ってくれる…そういう人だ
その心遣いへの感謝も込めて、笑顔でお礼を言った
「ありがとうございます」
「いえいえ…じゃあ、ごゆっくり〜」
二宮さんが立ち去ると、智さんがぽそっと呟いた
「ニノって、ホント翔には甘いよなぁ…」
二宮さんのご厚意を有り難く受け、プリンを口に運ぶ
「ふふっ、そうですね
でも、あまり優しくされると雅紀に恨まれそう」
「その前に俺もな?」
「智さんも食べたかったですか?プリン
半分食べます?口つけちゃいましたけど…」
そう聞くと、苦笑いされた
「そっちじゃねぇよ…
でも一口食わせて?」
「いいですよ?」
プリンをスプーンで掬い、智さんの口元へ…
「どうぞ」
「あんがと…」
『あ〜ん』と開いた口にプリンを入れる
「うんっ!うまい!」
智さん、凄く嬉しそう…
智さんって、そんなにプリン好きだったっけ?
タイミング良く、二宮さんが食後のプリンとアイスコーヒーを持って来てくれた
「はい、デザート」
俺の前にもプリンが置かれた
「俺、頼んでませんけど…」
「ん?俺からのサービス
それ食べて頑張って」
二宮さんがニコッと笑う
「え?」
あ…もしかして、雅紀から聞いた?
絵莉ちゃんのフィアンセ発言…
二宮さんなら気遣ってくれる…そういう人だ
その心遣いへの感謝も込めて、笑顔でお礼を言った
「ありがとうございます」
「いえいえ…じゃあ、ごゆっくり〜」
二宮さんが立ち去ると、智さんがぽそっと呟いた
「ニノって、ホント翔には甘いよなぁ…」
二宮さんのご厚意を有り難く受け、プリンを口に運ぶ
「ふふっ、そうですね
でも、あまり優しくされると雅紀に恨まれそう」
「その前に俺もな?」
「智さんも食べたかったですか?プリン
半分食べます?口つけちゃいましたけど…」
そう聞くと、苦笑いされた
「そっちじゃねぇよ…
でも一口食わせて?」
「いいですよ?」
プリンをスプーンで掬い、智さんの口元へ…
「どうぞ」
「あんがと…」
『あ〜ん』と開いた口にプリンを入れる
「うんっ!うまい!」
智さん、凄く嬉しそう…
智さんって、そんなにプリン好きだったっけ?
