
take a breather
第21章 Be with you
「えっ!あっ!ほらっ!形はイマイチでも味は良いですから!」
「味付けしたの俺じゃない…」
益々うな垂れていく
どうすればいいんだ…
「あっ、よく見ればハート型?お洒落〜」
苦しいコメント?
でも何とかして櫻井さんを励まさないと
「…いいよ、無理しなくても…」
「無理じゃないです
いや〜作り手の愛情感じるなぁ」
櫻井さんの視線がチラッと上がり俺を見る
「…ホント?」
「ホントです!俺、嘘なんてつきませんから」
「そっか…なら大野の言うこと信じる」
ようやく櫻井さんの顔に笑顔が戻った
それにしてもハンバーグの形が上手く作れなかったくらいで落ち込むなんて、可愛いよなぁ…
落ち込みから立ち直って油断してるのか、今日もリスになってるし
咀嚼してる姿を見ていたら櫻井さんと目が合った
「ん?」
首を傾げて俺を見つめる
あーやっぱ好きだわ、この人…
見てるだけでキュンキュンする
口のなかのハンバーグを飲み込むと不思議そうに俺を見る
「大野?」
「好きです…櫻井さん…」
「えっ⁈」
大きな瞳が飛び出るんじゃないか、ってくらい目が見開く
「…の作ったハンバーグ」
「あ…ハンバーグ…ね…
はは…びっくりした…
うん、ありがと」
顔を紅く染めた櫻井さん
いつか、伝えられるかな…
嘘のない俺の想い
「味付けしたの俺じゃない…」
益々うな垂れていく
どうすればいいんだ…
「あっ、よく見ればハート型?お洒落〜」
苦しいコメント?
でも何とかして櫻井さんを励まさないと
「…いいよ、無理しなくても…」
「無理じゃないです
いや〜作り手の愛情感じるなぁ」
櫻井さんの視線がチラッと上がり俺を見る
「…ホント?」
「ホントです!俺、嘘なんてつきませんから」
「そっか…なら大野の言うこと信じる」
ようやく櫻井さんの顔に笑顔が戻った
それにしてもハンバーグの形が上手く作れなかったくらいで落ち込むなんて、可愛いよなぁ…
落ち込みから立ち直って油断してるのか、今日もリスになってるし
咀嚼してる姿を見ていたら櫻井さんと目が合った
「ん?」
首を傾げて俺を見つめる
あーやっぱ好きだわ、この人…
見てるだけでキュンキュンする
口のなかのハンバーグを飲み込むと不思議そうに俺を見る
「大野?」
「好きです…櫻井さん…」
「えっ⁈」
大きな瞳が飛び出るんじゃないか、ってくらい目が見開く
「…の作ったハンバーグ」
「あ…ハンバーグ…ね…
はは…びっくりした…
うん、ありがと」
顔を紅く染めた櫻井さん
いつか、伝えられるかな…
嘘のない俺の想い
