
take a breather
第21章 Be with you
「櫻井さんの事は、相葉さんに話してみるよ
付き合いに影響が出るとしたら、俺よりも相葉さんの方だから」
そうだよな…
長年連れ添った友人が男と付き合い出したなんて聞いたら、どう接していいのかわからないかも…
もしかしたら、友情が壊れる…なんて事もあるかも知れないし
そんな心配をして食堂に向かったのに
櫻井さんと相葉さんはいつもと変わらない様子だった
「お疲れ〜、ニノちゃん、おおちゃん
今日のメニューはハンバーグだよ」
「うわっ!やった!俺、ハンバーグ超好き」
普段、食べ物に対してあまり興味のないニノ…
珍しくテンションが上がる
俺が知っている唯一のニノ好物、それがハンバーグなんだけど…
「知ってる〜、ニノちゃんに喜んでほしくてハンバーグにしたんだもん」
やっぱりか…相葉さんの私情が入って決められたメニューなんだ
「ありがとうございます!相葉さん」
キラキラと輝く瞳で相葉さんを見つめるニノ
見られてる相葉さんも嬉しそうだ
相葉さんが、ハンバーグの乗った皿をニノのトレーに乗せる際に、小さな声でニノに話し掛けた
「ニノちゃん、俺の席も取っといてね?」
「うん、わかってる」
小さく頷くニノ
ふたりの関係を知ったせいか
そんな些細なやり取りも甘く感じるよなぁ
「はい、大野」
櫻井さんが俺のトレーにハンバーグの皿を乗せてくれた
「ありがとうございます」
お礼を言うと、視線を逸らす事なくニコッと笑ってくれた
「どういたしまして」
あれ?もう大丈夫そう?
付き合いに影響が出るとしたら、俺よりも相葉さんの方だから」
そうだよな…
長年連れ添った友人が男と付き合い出したなんて聞いたら、どう接していいのかわからないかも…
もしかしたら、友情が壊れる…なんて事もあるかも知れないし
そんな心配をして食堂に向かったのに
櫻井さんと相葉さんはいつもと変わらない様子だった
「お疲れ〜、ニノちゃん、おおちゃん
今日のメニューはハンバーグだよ」
「うわっ!やった!俺、ハンバーグ超好き」
普段、食べ物に対してあまり興味のないニノ…
珍しくテンションが上がる
俺が知っている唯一のニノ好物、それがハンバーグなんだけど…
「知ってる〜、ニノちゃんに喜んでほしくてハンバーグにしたんだもん」
やっぱりか…相葉さんの私情が入って決められたメニューなんだ
「ありがとうございます!相葉さん」
キラキラと輝く瞳で相葉さんを見つめるニノ
見られてる相葉さんも嬉しそうだ
相葉さんが、ハンバーグの乗った皿をニノのトレーに乗せる際に、小さな声でニノに話し掛けた
「ニノちゃん、俺の席も取っといてね?」
「うん、わかってる」
小さく頷くニノ
ふたりの関係を知ったせいか
そんな些細なやり取りも甘く感じるよなぁ
「はい、大野」
櫻井さんが俺のトレーにハンバーグの皿を乗せてくれた
「ありがとうございます」
お礼を言うと、視線を逸らす事なくニコッと笑ってくれた
「どういたしまして」
あれ?もう大丈夫そう?
