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食べた後片付けをするのも当番の仕事

後片付けを終えて部屋に戻ると櫻井さんと相葉さんが待っていた

「お疲れ〜」

「おつかれさま」

待っていた、と言っても同室だからいるのは当然

部屋割りは通常学年ごと、2組のペア同士なんだけど
俺たちの場合、学年が違うペアだからこの組み合わせになった

部屋の中には二段ベッドが2台とふたりで使用出来る学習机が2組

合宿中も勿論学校からの課題は出される訳で
それを未提出なんて事になったら、部活の顧問の責任問題になる

櫻井さんと相葉さんも並んで椅子に座り
課題をこなしていたようだ

「お疲れ様です、おふたりはどれくらい課題あるんですか？」

「今日は、数学と英語の授業があったから
その2教科から宿題出されてる
でも翔ちゃんに教わったから、もうすぐ終わるよ」

ニノの質問に、ニカッと笑って答える相葉さん

「櫻井さんは？もう終わったんですか？」

櫻井さんの前にはノートと問題集が閉じられて置いてある

「うん、俺は終わってる
ふたりは？結構出されてるの？」

「教科は英語だけですけど
俺苦手なんっすよ、時間掛かるかも…」

「教えてあげようか？」

「えっ？いいんですか？
櫻井さん、疲れてるんじゃ…」

相葉さんの宿題も見てあげてたのに、俺まで…

「大丈夫だよ、おおちゃん！
翔ちゃん、メチャメチャ頭良いんだから、教えて貰っちゃいなよ」

「そうして貰ったら？智
お前の頭じゃ、いつまで掛かるかわからないよ？」

相葉さんの提案はありがたいけど、お前の発言は余計だぞ！ニノ

俺が馬鹿な事を強調すんじゃねぇ！