
take a breather
第21章 Be with you
そうなのか?俺は櫻井さんに恋してるのか?
いくら綺麗で可愛くても俺が男に惚れるなんて…
「納得出来なそうだね?」
「だって俺も櫻井さんも男だぞ?」
「ノーマルでいたい、って?
まぁ、それならそれでもいいんじゃない?
いっ時の気の迷いかも知れないし….
でもさ、男が男に惚れるって
絶対否定しなきゃいけない程、間違った感情ではないと思うけどね、俺は」
なんか意外…でもないか…
ニノは固定観念がないがないからこそ
あの自由な発想の試合展開が出来るんだ
男が好きになるのは女じゃなきゃダメ、なんてのは
古い時代の頭の堅い人間の言うことなんだよな、きっと
「ニノ…」
「ん?」
「俺、櫻井さんに対する気持ちが恋なのか、まだわかんねぇけど…
男だから、って考え方は捨てるわ」
ニノはふっと頬を緩め、優しい笑顔で俺を見た
「そうしてみなよ
枠に捉われない考え方をするとさ
もしかすると、とんでもなくデカいモノを手に入れられるかも知れないよ?俺みたいに」
「ニノは何かデカいモノを手に入れたのか?」
「目の前にいんじゃん♪」
目の前…?
ニノの視線は俺に向けられてる…って事は
「俺っ⁈」
ニノはニコっと笑った
「そう、智。バド未経験者の智をパートナーに選んだことだって
周りの奴らは『あり得ない』って思ったと思うよ?」
「まぁ、そう言われればそうだな」
「あの時点で、俺たちが2年後に全国行くなんて
誰も想像してなかっただろうね、俺以外は」
おっしゃる通り…
いくら綺麗で可愛くても俺が男に惚れるなんて…
「納得出来なそうだね?」
「だって俺も櫻井さんも男だぞ?」
「ノーマルでいたい、って?
まぁ、それならそれでもいいんじゃない?
いっ時の気の迷いかも知れないし….
でもさ、男が男に惚れるって
絶対否定しなきゃいけない程、間違った感情ではないと思うけどね、俺は」
なんか意外…でもないか…
ニノは固定観念がないがないからこそ
あの自由な発想の試合展開が出来るんだ
男が好きになるのは女じゃなきゃダメ、なんてのは
古い時代の頭の堅い人間の言うことなんだよな、きっと
「ニノ…」
「ん?」
「俺、櫻井さんに対する気持ちが恋なのか、まだわかんねぇけど…
男だから、って考え方は捨てるわ」
ニノはふっと頬を緩め、優しい笑顔で俺を見た
「そうしてみなよ
枠に捉われない考え方をするとさ
もしかすると、とんでもなくデカいモノを手に入れられるかも知れないよ?俺みたいに」
「ニノは何かデカいモノを手に入れたのか?」
「目の前にいんじゃん♪」
目の前…?
ニノの視線は俺に向けられてる…って事は
「俺っ⁈」
ニノはニコっと笑った
「そう、智。バド未経験者の智をパートナーに選んだことだって
周りの奴らは『あり得ない』って思ったと思うよ?」
「まぁ、そう言われればそうだな」
「あの時点で、俺たちが2年後に全国行くなんて
誰も想像してなかっただろうね、俺以外は」
おっしゃる通り…
