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ぜんぶ俺の物〜ケダモノ弟の危険な独占欲〜

第1章 1


「それと、出張の関係でしばらく仕事が忙しくなりそうなんだ。月の半分くらいは残業になるかもしれない」
「じゃあ……しばらく会えないの?」
「うーん」
瑛人さんは言葉を濁すようにはははと笑う。
一緒にシャワーを浴びてさっぱりしたはずなのに、私の心は五月雨よりもどんよりとした空気に纏(まと)われていた。

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