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ぜんぶ俺の物〜ケダモノ弟の危険な独占欲〜

第1章 1

しかし、一カ月ほどたったころ、私は再び亜貴に夜這いをされた。
弟を信じていた思っていた私にとって、二度目の方がショックは大きかった。二度目は、直接下着の中に手が忍び込んできた。
じかに乳房と突起を弄られ、変な声が出そうになった。寝返りを打つふりをして亜貴の手を振り払った。でもすぐに手が戻ってきて、からだをまさぐられた。亜貴に異性と認識されていることが、たまらなく恥ずかしく思えた。亜貴から逃げるように背中を向けると、今度はパジャマの下から手を入れられ、ブラのホックを外された。すうっと胸部のしめつけがなくなった時、恥ずかしさで震えた。もう、それ以上の抵抗は思いつかなかった。亜貴の気のすむまで胸を揉みしだかれるしかなかった。
翌朝、いつものように食卓に座る亜貴がいた。でも、亜貴は一度も顔を上げなかった。私が話しかけてもそっけなく、まともに取り合おうともしなかった。

そんなことが繰り返されるようになって、数カ月が経過したある日、亜貴に彼女ができた。
小学六年で早すぎるとも思ったけど、私は内心ほっとしてもいた。これで弟の興味は私から逸れるだろうとの思いで。
でも実際は、亜貴の夜這いは終わらなかった。
それどころか、行為はさらにエスカレートした。
いつものようにからだへの不快感で目を覚ました私は、自分の下半身が湿っていることに気付いた。ちょうど、パジャマ越しに割れ目をなぞられている所だった。痺れるような奇妙な感覚に頭は真っ白になった。同時に怖くもなった。
あわてて寝返りを打ち、仰向けになると、亜貴は怯むどころかパジャマの上のボタンを外しだした。
その日は夏も近くて寝苦しく、ブラジャーは付けずに就寝していた。あらわになった私の胸を触りながら、亜貴は同時に股間もまさぐった。
下半身を探るような手つきが、だんだんと、核心を突くように、ある場所ばかりをなぞりはじめる。下腹の奥から、じわりといやらしい蜜が溢れだしてくるのが分かった。
「や……っ」
その時、初めて声が出た。

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