
『untitled』
第7章 青春18きっぷ - story Ⅱ-
【二宮side】
「失礼なのは貴様だ!どうせパソコンなんて真剣にやってないに決まってる」
教室から聞こえた言葉。
腹が立った。
バンっと乱暴にドアを開けた。
伊野尾と丸は、今にも取っ組み合いの喧嘩になりそうなところまできてた。
「一年のくせに生意気なんだよ」
「丸山先輩がきちんと見張ってないからこんなことになってるんですよっ!!」
一体何をそんなに盛り上がってんだよ。
「ニノちゃん!?」
相葉くんは驚いた顔して俺を見た。
「いいところに来た!はっきり聞かせてください。二宮先輩は、相葉くんに陸上部に行ってほしいですよね?」
伊野尾は俺を指をさして捲し立ててくる。
「だって、情報処理部にいたって邪魔なんですよね?」
「お前、何、指さしてんねん!ニノ、はっきり言ったって。情報処理部にいたってお荷物だろ?相葉なんて」
「相葉くんは…」
お荷物だって、邪魔だって思ってたけど…
「相葉くんは、真面目にやってるよ。いつも、誰よりも早く部室に来て俺が教えたことを繰り返し練習してるし、それにっ!」
気がついたら下ろしていた両手の拳を握ってた。
「ニノちゃーん♡♡♡♡♡」
相葉くんに抱き締められた。
「わぁお!!」
と、松本くんが言った。
「ちょっと、何してるの?!離れてよ!」
「相葉、お前、こんなところで!離れろ!」
丸と伊野尾が俺達を引き離そうと腕を引っ張る。
「知らなかった♡ニノちゃんがそんな風に思ってくれてたなんてっ♡俺、嬉しい♡」
「おいっ!聞け!相葉!」
「二宮先輩、離れてよ~」
「「うわ~!!」」
引っ張られる腕の力が急に弱まり俺と相葉くんは反動で倒れた。
相葉くんに覆い被さるような形になって。
「それっ♡」
誰かが俺のお尻をトンっと押した。
「「あっ!!♡!!」」
チュッと相葉くんの唇と俺の唇が重なった。
「失礼なのは貴様だ!どうせパソコンなんて真剣にやってないに決まってる」
教室から聞こえた言葉。
腹が立った。
バンっと乱暴にドアを開けた。
伊野尾と丸は、今にも取っ組み合いの喧嘩になりそうなところまできてた。
「一年のくせに生意気なんだよ」
「丸山先輩がきちんと見張ってないからこんなことになってるんですよっ!!」
一体何をそんなに盛り上がってんだよ。
「ニノちゃん!?」
相葉くんは驚いた顔して俺を見た。
「いいところに来た!はっきり聞かせてください。二宮先輩は、相葉くんに陸上部に行ってほしいですよね?」
伊野尾は俺を指をさして捲し立ててくる。
「だって、情報処理部にいたって邪魔なんですよね?」
「お前、何、指さしてんねん!ニノ、はっきり言ったって。情報処理部にいたってお荷物だろ?相葉なんて」
「相葉くんは…」
お荷物だって、邪魔だって思ってたけど…
「相葉くんは、真面目にやってるよ。いつも、誰よりも早く部室に来て俺が教えたことを繰り返し練習してるし、それにっ!」
気がついたら下ろしていた両手の拳を握ってた。
「ニノちゃーん♡♡♡♡♡」
相葉くんに抱き締められた。
「わぁお!!」
と、松本くんが言った。
「ちょっと、何してるの?!離れてよ!」
「相葉、お前、こんなところで!離れろ!」
丸と伊野尾が俺達を引き離そうと腕を引っ張る。
「知らなかった♡ニノちゃんがそんな風に思ってくれてたなんてっ♡俺、嬉しい♡」
「おいっ!聞け!相葉!」
「二宮先輩、離れてよ~」
「「うわ~!!」」
引っ張られる腕の力が急に弱まり俺と相葉くんは反動で倒れた。
相葉くんに覆い被さるような形になって。
「それっ♡」
誰かが俺のお尻をトンっと押した。
「「あっ!!♡!!」」
チュッと相葉くんの唇と俺の唇が重なった。
