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Secret2

第20章 全ての卒業



駐車場につき・・・今日は皆泊まるみたいで・・・それぞれの車に乗りこんだ・・・。


涼は・・座席に座り・・・タバコに火をつけて・・暫く上を向いていた・・・・。


「・・・・涼・・・(笑)・・・」


私はギュッと・・手を握って・・涼の顔を見つめた・・・。


泣きそうな・・顔・・・もしかしたら凄い我慢してるのかな・・・・


そっぽを向いて・・外に煙を吐いた・・・・。


涼・・・・


こんなの・・初めて・・・・こんな顔・・・・


タバコを消し・・・ハンドルを握ったとき・・・


私は涼に近づいて・・ギュッと抱きしめた・・・・。


「涼・・・・頑張ったね・・・・(笑)・・・」


少しビックリしたような・・感じだったけど・・・直ぐにギュウーーーーって強く・・背中に手が回った・・・。


「・・・凄い・・・走り続けたもんね・・・・凄いよ・・・」


涼は何も言わず・・・ギュッと・・私の胸に顔を付け・・・少し肩が震えた気もしたけど・・・・


んっ?!



あれっ?!



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