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Our Destination

第12章 君のすべてに、触れたくて

「ふぅ…」
先に浴室に入り、シャワーを浴びる

玲佳と付き合うことになって、ホテルに来た
玲佳とこれから楽しい日々を過ごしたくて、イヤな記憶を乗り越えるためにアイツが浮気してたホテルにした
玲佳はここがそのホテルと知っていたけど、それでもいいと言ってくれた
"ホントは嫌なはずなのにな…。玲佳に感謝しなきゃ…。"

そして、ふたりでお風呂に入ることになり俺が先に入って玲佳を待っている
「悠輔、入るよー?」
「あっ、うん!」
玲佳が入ってきた

「悠輔…、なんか恥ずかしいね…」
「まあね…。でも、一緒に入りたかったからさ!」
「うん…、私も入りたかったよ…?」
「嬉しいよ、玲佳…。ねえ、こっちおいで…?」
「わかった…!」
玲佳が俺のそばまで来てくれる

「ねえ、玲佳?」
「なーに?」
「背中流してあげようか?」
「え…?いいの…?」
「もちろんだよ!してあげたいんだ…」
「うん…、じゃあお願いするね…?」
玲佳の背中を優しく洗い始める

「やっぱり恥ずかしいよ…。洗ってもらえるの嬉しいけどね…」
「恥ずかしいだろうけど、こうしたかったし…」
「そうなの…?えへへ…、うれしい…」
一通り洗い終わって、玲佳の顔を見て
「玲佳、おわったよ!」
「ありがとー!じゃあ今度は私がしてあげるよ!」
「えっ…?いいよ…。」
「いいから!ほら!」
玲佳が俺の背中に周り、洗い始めた

「悠輔、背中すごいね…。男らしい…」
「そうかな…?」
「そうだよ!きれいにするねー!」
玲佳は楽しそうに背中を洗ってくれた

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