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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第16章 神聖なる医療現場で

着替えを終えた如月さんは
帰ってしまうと思いきや
再び診察台に腰を降ろした。


「私の妄想に付き合って頂けませんか?」

「あ……はい……」


返事をしたものの
いまいち事態を飲み込めない。


「よかった。治療中は妄想の連続でしたから」

「ど……どのような……ですか?」


まさか……如月さんも……


「それは……私の口からは……」


僕と同じ妄想を描いていたに違いない。


如月さんの恥ずかしがる様子から
それしか考えられない。

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