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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第16章 神聖なる医療現場で

「先生が患者さんの治療をなさるのが
仕事のように、私もこれが仕事です。
同じ仕事で括られるのは不愉快でしょうが」


真っ直ぐな瞳で見つめられ
如月さんの真剣さと度胸が窺えると
僕が心無い発言をしたことが
恥ずかしく、情けなくなった。


「僕は……ただ……」


如月さんをデリ嬢として
受け入れることが出来ず
自分の中で折り合いをつけれずにいた。


「そういうことでしたら……」


如月さんは診察台から立ち上がると
服を着てしまった。

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