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Deep Night《R18版》

第5章 Dog


まだ消えぬ店員の気配にミヨコは態と男にそれらしい会話を振る。

「それで、今日はどこまでしてくれるんですか?あまり激しいのはちょっと苦手なんですけど」

「まだしないよ。じっくり時間を掛けてから嫌ってほど泣かしてあげる。僕見かけによらずネチネチしてるからさ」

軽いトークで誤魔化すものの店員はまだそこに居る。ミヨコは小声で男に問いかけた。

「本当にするつもりはないんですよね?」

「え?」

「しないならその方が助かるし」

チラッとカーテン越しに居る店員を見てからベッドに乗るミヨコはギシギシと音を立てて声を漏らし出した。

「あっ、んっ」

演技で誤魔化すつもりで喘ぐミヨコに男は関心しながらも下半身に熱を持ち始めた。

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