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Deep Night《R18版》

第2章 No.217


「なんでそんなこと聞くの?」

別に帳との練習がなくても今生きてることで十分だと思っている。ふかふかのベッドでゴロゴロするのもいいがそれはほんの数時間だけの至福の一時でしかなかった。

「俺が暫く“練習”に来れなくなったらお前どうする?」

「帳もやっと仕事するんだ、頑張って」

「そうだけどそうじゃねぇよ。お前俺が来なくなったらどうなんの?」

「どうなんの?っていつも通り客の相手して終わるよ?あ、でもそろそろ股から血ぃ出るから暫く別の部屋に行くと思う」

「股から血って、生理だろそれ」

「せーり知らない。血出るといつもの客じゃない相手するだけ」

「そっち専門の相手か」

「でも痛いから好きじゃない。お腹痛いのに仕事しなきゃいけないのやだ」

「……1ヶ月我慢出来るか?」

「1ヶ月ってどれくらい?何回寝たら1ヵ月?我慢するって何を?」

「いっぱい寝てりゃあすぐだ。痛いのも腹減らしも我慢すりゃいい。そしたら痛いも腹減ることもなくなんぞ」

帳のその言葉にニーナは目を輝かせた。

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