
ただ今嫉妬宮発動中!
第3章 嫉妬宮その2~N×J×S★続きの章★
N「オレ……不思議ちゃん扱いされてます?」
ちょっと、不機嫌な顔で翔を睨む。
そんなオレに、こいつは慌てて
S「違う、違う……うーん、なんつーかさ……」
……なんだよ?
S「惹かれるんだ」
…………はっ?
ヒカレル?
引かれる?
退かれる?
……どのヒカレルだよ?
意味分かんないんですけど。
N「ひかれるって?何?」
箸を止めて、翔を見る。
S「……あぁ、ごめん。なんか……違う、違う……
忘れて?」
……何なの?
その態度。
N「不思議ちゃんは否定してるって事ですか?」
S「勿論!不思議ちゃんなんて、言ってないでしょ?……不思議なオーラがあるんだよ。なんか……」
N「おちょくってんの?」
ペットボトルのお茶を飲みながら
翔を睨んだ。
