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ただ今嫉妬宮発動中!

第3章 嫉妬宮その2~N×J×S★続きの章★



朝から、爽やかなこいつを目の前に。


オレは、イライラしてくる感情を抑えるように


N「……潤とよくやり取りしてんですか?」


S「んっ?なんでぇ?」


N「あいつ、家じゃそんな素振り見せないから」


S「あんまりしないよ?」


N「……ふぅん」


S「……この前から思ってたんだけど。」


N「はい?」
  

S「和…………、ぃや!いや、いいやっ」


N「……何ですか?」



翔が、オレを見ながらなんか慌ててる。


……なんだよ?


キモいな。


N「……何?」


上目遣いで翔を見る。




S「…………ぃや、ゴメン!いいっ、忘れて!」




……なんだよ?


変な奴。



N「じゃ、よろしくお願いしますね?」



そう言って、翔から離れようとした時。



S「和、今日お昼一緒に食べない?」



……って。はい?



なんの、お誘いよ?それ……



しかも、綺麗な笑顔浮かべやがって。



……女なら一瞬で落ちるような。



N「は?昼飯?オレと?」


  
S「うん!良ければ!ゲームの話もしたいし」



N「……」



一瞬、間があったからだろうな?



翔が、



S「和の都合が良ければでいいよ?」



って付け足された一言。



ニコニコしてる翔に。



N「オレ、いつも一緒に食ってる奴いるから……」



そう言ってみたら。


S「あっ、あぁ……だよな?ゴメン。んじゃ
 又の機会でって事で。ハハハッ」



あっさり、引き下がった。



結局、いいんですか?



なら、誘うなよなんて思うオレ。



N「フフフフッ」



残念そうな顔の翔に、



N「いいですよ?別に。何処で食べます?」



なんて、オレも急に気が変わった。



……まぁ、潤の兄貴って事でこいつに。



もうちょっと近付いてみようかしらね?

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