
ただ今嫉妬宮発動中!
第3章 嫉妬宮その2~N×J×S★続きの章★
潤の喉がゴクリと息を呑むのが伝わってくる。
J「和っ!」
N「いいじゃない。大事な大事なお友達にも
潤の事、全部知ってもらえば」
J「嫌だ……和っ、翔君にそれだけは……」
N「潤のここにさぁ……」
オレは、潤の言葉に速攻、被せるように言った。
それからスウッと、潤の首筋に両手を添えて
N「コレ……つけたの誰ぁれだって?って……フフ」
指で潤の首筋の跡を、なぞりながら
N「それは、このオレでした。って教えて
あげるのよ」
J「……………………」
N「どんな顔するかなぁ?軽蔑されちゃうかもねぇ~オレだったら、そんな友達やだもん」
クスクス笑いがもれちゃう。
潤が悪いんだよ?
他人には、絶対秘密なこの関係をさ。
わざわざ、オレの口から暴露せざるを得ない
状況を作ってきたんだから。
お前が、そんな友達……
何でか知らないけど、庇おうとするからよ?
J「……わかった」
潤がオレに震えながらそう言った。
J「和の言う通りにするから……翔君にだけは
絶対、話さないで……」
N「……じゃあオレからもお願い♡」
潤がオレを見る。
N「あいつとは関わんな?……ねっ?」
上目遣いで、小首を傾げて潤を見つめながら
可愛くお願いした。
N「約束……ね?」
潤の首筋の跡を、またなぞりながら
オレはその震えている唇を塞いだ。
