テキストサイズ

ただ今嫉妬宮発動中!

第3章 嫉妬宮その2~N×J×S★続きの章★



N「はっ?」



低い声が出る。



潤からの、あまりにバカみたいな質問に。



J「オレには聞いてくるけど……和こそ、
 本当にオレの事愛してるの?ただ、
 オレを人形みたいに近くに置いておきたい
 だけなんじゃないの?」



N「………………」



J「……オレは……和の操り人形じゃないよ?」



N「……オレがいつお前を操った?抱かれんのも
 お前の意思じゃねぇの?」
 


J「……だから、もう……それは、終わりに
 したいって……」




N「終わりに出来るわけないじゃない?」



J「……………………」




N「オレとお前は……離れる事は出来ないよ?」




J「……なんで?和……和はいいの?それで、
 これからずっと、そんなんでっ……」



N「究極……オレは他は何にもいらない。
 お前がいれば。生まれた時からさ、
 そう決まってんのよ?……だから
 潤、お前はオレから離さないよ?」



J「……和は、それで、それで、本当に幸せ
 なのかよ?」




N 「……当たり前でしょ?」


 

クスクス笑いながら、潤の震えている右手を
掴んだ。


  

N「だからさ、お前の周りにいる人間が
 オレには邪魔なのよ。オレがいて、
 お前がいればお前も、オレもそれで
 いいのよ……」




J「……翔君のこと?」




 
N「………その名前聞くだけで、本当ウザいね」





握ってる手に力が入る。
潤の綺麗な顔が少し歪んで、
それでも、まだ意思のある目をしてるから。
……やっぱ、ちゃんとオレも
伝えなきゃね?
お前が、オレの事裏切るならさ。




N「邪魔者は……やっぱ、
 消えてもらいましょうか?」



潤、それでお前は今まで通り。

オレだけのものでいてくれますよね?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ