
ただ今嫉妬宮発動中!
第3章 嫉妬宮その2~N×J×S★続きの章★
途中で話が変な方向へ行ってしまったから
つい、「目的」を見失う所だったわ。
オレは昨日の夜思い付いた。
散々抱いた潤の寝顔を、眺めながら思ったのよ。
オレとの身体の関係をもう止めたいって
急に、話してきた潤に。
一番の原因が、こいつ。
今、目の前にいる翔のせいだって。
友達が出来て。
変わるあいつに…………
オレは。
寂しさや不安……怒り……悲しみ……
いろんな複雑な感情が入り乱れて。
お前はオレだけのもののはずなのに……
あんな顔して笑ってた潤に。
吐き気がして。
頭痛がして。
……でも、やっぱりお前を抱けばさ。
それも不思議と消えたから。
やっぱり、オレはお前が一番に必要で。
お前を他の誰かに取られるくらいなら、
オレは死んでもいいって本気で思ってて。
それが、例え。
ただの友達でも……
潤に近付く奴は許せなかったのよ。
それならば……と。
オレが、まずそいつを排除しなきゃ
いけないからさ?
オレから、近付こうってやってきた訳。
