
ただ今嫉妬宮発動中!
第2章 嫉妬宮その2~N×J
ベッドの上で、潤に抱き締められたオレ。
耳を塞いでいた両手が自然に離れて、潤の
言葉が、そのままオレの中に入ってきた。
J「和……泣かないで」
潤の腕に力が入って、オレは更に強く
抱き締められた。
N「……泣いてない」
絞り出した声は、思ったより掠れていて。
潤は、そんなオレの髪を抱き締めながら撫でた。
潤の肩に顎を乗せてるオレに
J「和……聞いてよ」
静かな落ち着いた低い声で話し始めた。
N「………………」
J「オレ。和が大好きだよ?小さい頃からずっと…」
ズキズキ……
頭が……
痛い……
J「……だから裏切らないよ、オレ」
なんなのよ?
……それ
N「………………」
J「……だからセックスは辞めよ?」
ズキンズキン……
潤の言葉を理解出来ず
酷くなる頭痛に……
耐えきれなくなった。
