
ただ今嫉妬宮発動中!
第3章 嫉妬宮その2~N×J×S★続きの章★
N「可愛い?オレが?」
S「うん!」
N「……あなたの可愛い基準って何なのよ?
オレ、男だし」
S「あぁ!ごめん、なんつーか……やっぱり
最初から思ってたけど、惹かれるんだ」
N「ねぇオレ、あんたにはどう見えんの?」
S「上手く言えないけど、儚さが漂ってるっつうか
……和をまとってるオーラみたいなもんが……
うーん、ごめん。やっぱ上手く言えない。
あっ、顔もすげぇ好き」
……本当、なんかよく分かんねぇ説明だな。
N 「……ふぅん、じゃあ……潤は?」
S「潤?潤はいい奴だよ。だから、和にそんな
事言ったなんて……絶っってぇ、言えないよなぁ
……ハァ…」
タメ息ついてやがるし。
N「じゃあ、やっぱり内緒で付き合ってみる?」
オレは、立ち上がって翔の座っている側に
まわって。
ストンと腰を降ろした。
急に、横に来たオレに目をまん丸くしてる翔。
肩が触れ合うくらいの超至近距離で見た
こいつの顔の方が。
オレなんかより、よっぽど綺麗な顔してんじゃん。
なんて。
まじまじと見つめながら思った。
翔は、余りの突然のオレの行動に。
慌てて、椅子を少しずらして
S「えっ、えっ?ちょっ……待って……」
言いながら、完全に目が泳いでいた翔。
N「知りたいんでしょ?オレの事」
そう言って、顔を横から覗き込んだ。
