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ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第3章 伯爵と通り魔


「――――ガキだから…と、言ったなオーナー…

ふっ、私からしたらお前も十分ガキだ…

自分の価値観が世界の中心だとでも思っているのか?――――昔しそんなことを言っていた男がいたが…結局…その男の言い分は世界から排除されたぞ?

どの時代でも…バカな事を考えるヤツはいるが――――…


すみれに手を出した――――…って事まで一緒なのが本当に腹が立つ…」



アレキサンダーは手のひらにあったアンティークナイフをオーナーめがけて投げた


「!!ぐっぁ!」


ナイフはオーナーの手のひらに突き刺さり…そのまま壁に向う――――…


まるでオーナーを壁に貼り付けにするかのような…あっという間の出来事だった



「いっ!た――――!///なっ!な――――…取れ…ない!」


オーナーは壁に貼り付けになったがナイフから逃れようと痛みをこらえナイフの柄を掴みながら…もがく



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