
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第3章 伯爵と通り魔
あんなに小さいのに――――…万単位って…
ってことは服とかはどうなるの?!
私は恐る恐る近くにあった服の値段を隠し見る――――…
「――――…た…高い!?」
値段は恐ろしく高くて――――…月収の安い私では軽々しく買える代物ではなかった
「///こ、こんなに高いの!?や…こんなの毎日着てたの?私」
「ん、どうした?欲しいのがあったら遠慮なく言えよ――――…
って、白本は自制しような?」
アレキサンダーは嬉しそうにドレスを選びながら私に話し――――…
白本さんは孫娘のためになん着も腕に抱えているのにまだ、選ぼうとしていた…
「あ…よく分からないので…ちょっと外の空気でも吸ってきます…」
私は各々テンションの高い人々をその場に置いてロリータドレスショップを出た――――…
