
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第1章 伯爵様は…
それから、広い葡萄園を進み――――…
目の前に大きな屋敷が見えてきた
「あちらが、アレキサンダー様のお屋敷です!
今日からここが有森様の仕事場兼ご自宅となります――――…何か分からないことがありましたら何なりとお申し付けください!」
「///え、エエエ…うそ、ここが――――…私の…職場?!」
車が近づくにつれて――――…私の想像を越えるお屋敷に…
どんどん口が開いていく…
「――――シンデレラ城…?」
「いえ、アレキサンダー様のお屋敷ですよ!」
「分かってる!分かってます!!比較するお城が――――…私の頭には無かったんです!!」
