
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第1章 伯爵様は…
ええ~…怪しくない?
貴族って言ったら…鼻持ちなら無い肥満体型のオッサン…しか思い当たらない――――…
ルネッサ~~~~ンス!…みたいな?
仲良くなれる…かな?
ピノ彦君の可愛らしい顔は純粋にそのアレキサンダー様を慕ってますって感じが伝わる…
洗脳されてる?いや、金に物を言わせて…
こんな美少年を!?
ヤバイ趣味の伯爵様なのでは!?
あれ――――…私…
ヤバイところに来てしまったのでは?
私は後ずさりしながらピノ彦君から距離を取る――――…
「さ、有森様ご主人様がお待ちです!車に乗ってください」
気がつくと…黒塗りの行御意強い車がそこにはあった
「あれ?車の音とかしなかったのに――――…いつの間に…」
「音は静かですよ!ハイブリット車ですから」
「ハ…ハイブリット…!?」
運転手が私の荷物を荷台に乗せ…後部座背のドアを開きエスコートしてくれる…
「///な…なんか…セレブになった気分です…」
「有森様は警視庁からのお客様ですから、それなりのおもてなしはいたしますよ~!」
