
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第7章 伯爵とピノ彦
――――違う…と、キッパリ言われると…その後が聞きにくいが…
「ま~…ピノ彦が私にとって大切なモノだと言うのは確かだ」
――――…モノって…
ったく、使用人をモノ扱いするのはどうかと思うけど…
アレキサンダーにとってピノ彦君が大切なのは何となく伝わった
「そうですか…だからって…ピノ彦君ばっかり頼っちゃダメですよ!アレクは大人なんだし」
すると、アレキサンダーはニヤニヤしながら私を見る
「何を、ニヤニヤしてるんですか?」
「いや、この年で…ロリっ娘に説教されるのは…新鮮だなぁ~って…フフフ…我慢汁出ちゃった!」
――――…引くなぁ…
「ピノ彦君…よく、このノリに合わせられるなぁ~…尊敬します」
