
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第6章 伯爵と訪問者
屋敷に帰ると、ランチの準備がされていた
「遅くなってごめんなさい!あれ?アレクは?」
「ご主人様は、午後イチでネット会議が入ってたので――――…先にランチを済ませてしまいましたよ!
“すみれとランチする~!”って、駄々をこねたのでお尻ペンペンしました!」
お尻ペンペンって――――…子供か!
「“3時のおやつは一緒に食べるからな!”って息巻いて仕事に向いましたから、3時のおやつは一緒にいてあげてくだい」
アレキサンダーの姿が目に浮かぶ――――…
「了解です!ブルーベリーチーズケーキかな?楽しみ」
「僕もです!」
ピノ彦君は私をテーブルに案内するとランチを運ばせた…
