
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第1章 伯爵様は…
な――――…なんで…そんなこと言わないといけないんだよ!!
私は唇をキューっと噛み締めて言おうか言うまいか悩む…
「ちなみに!嘘はダメですよ?ご主人様に嘘は通用しません!」
「なんで!?」
「弱いものが…強い者に抗える訳が無いでしょ?」
は?意味が分からない…
だが――――…目の前の今にも泣きそうなアレキサンダーを見て…ピノ彦君の言っている事は間違っていると思ってしまう…
まてよ!?
ここで、非処女だって言えば返してもらえるのかも?!
「25歳ですから――――…非…処女ですよ…経験は、あります…」
うわ!スッゴい顔――――…イケメンがここまで顔面破壊出来るなんて…よっぽどだよ!!
