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第29章 貴方が大好きな場所









蒼太君がゲタゲタ笑う中、運転をする涼の顔を見た。








涼はチラッと私を見て・・・・・。








「達也は~・・・・・、高校一緒だったんだ!!俺等の後輩で、昔はスッゲー仲良かった!!(笑)」








・・・・・・・。








えっ・・・・。









「えっ?!・・・なっ・・・なんでそんなっ!!!なんで言ってくれなかったのッ???」









あの達也が高校の後輩ッ??????










私がそう言うと、後ろから蒼太君が顔を出して来て・・・・。









「達也はぁ~・・・(笑)高校時代にだーーーーいすきだった女の子がぁ、・・・(笑)(笑)」









蒼太君はそこまで言うとまた笑い転げるッ!!!









ぇえっ?!








何々ッ????










「(笑)(笑)~ッ!!!はぁぁ~・・あー、面白いッ・・・思い出すと笑っちゃうんだけどぉ~(笑)・・・達也が大好きだった子がね~・・涼さんの大ファンで~(笑)(笑)しかもその前に付き合ってた子も~ッ(笑)(笑)」









はっ?!










蒼太君は一々スッゴイ爆笑しながらまたお腹を抑えながら顔を出して来てビールをグイッと飲むと・・・・。










「はぁぁ~ッ・・・面白いッ(笑)・・・そう!!達也がその前に付き合ってた子がねッ???好きな人が居るからもう付き合えないって達也を振ったんだけどね~・・その相手がまたまた涼さんでぇぇ~ッ!!!(笑)(笑)」










ッ(笑)(笑)









「お前ベラベラ話してんじゃねぇよッ!!!!!」











涼は手元にあったCDを蒼太君に投げつけ言った(笑)












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