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桜の咲く頃にまた君と

第6章 明日はきっといい日になる

今日は桜の退院の日


誰も迎えに来ないみたいだから僕に迎えに来てって言われてる


よし、今日は悠陽と桃花ちゃんにも声をかけてある


カフェとあの夕日の見える場所に行こう


そう考えながら桜のことを迎えにいく


「春樹やっと来た

待ちくたびれたよー



桜は外に出れてほんとに嬉しそうだ


桜のそういう顔をみると僕も嬉しくなってくる


「ごめんね、段取りに時間かかっちゃって

今日は1日大丈夫なんだよね?」


「もちろん、今日は春樹と1日いたいから」

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